知らずに嫌がられてるかも?特に欧米圏で気をつけた方がいいマナー

これまで50カ国近く訪れ、欧米圏数国で住んで勉強や仕事をしてきた。旅行客の日本人を見ていて、また日本である程度許容されている習慣を見て、よく気になることがあるので書いてみる。
当然地域によって風習は異なるためどの程度一般化できるかはわからないが、どれも日本の外ではやるのはやめておいた方が無難だと思う。欧米圏の多くの国では当てはまるであろうが、もしかしたらこれをやっても問題ない地域もあるかもしれない。

  1. 鼻をすする

  2. 身体的特徴をいじる

  3. 過剰な相槌

  4. 体を接触させる

  5. 麺をすすって食べる

鼻をすする

これは正直日本にいても、本当にやめて欲しいと思う。鼻をかんで欲しい。私にとっては非常に深い極まりないのだが、気にしない人も多いのだろうか。日本の花粉量は悲惨なので、多少は仕方ない場合もあるかもしれないが、最小限にとどめて欲しい。
鼻をすすっている人は東アジア以外ではあまりみることがない。無意識に鼻をすすっている人は、特に日本の外では気をつけた方がいい(日本の中でもやめて欲しいが)。

身体的特徴を指摘する

これは特に気をつけた方がいい。体型や肌の色など、特にそれが人種的特徴の場合は結構な問題になりかねない。特に不用意に相手を侮辱していると捉えられかねない発言は、冗談のつもりでも親しい間柄でもやめた方がいいだろう。

頻繁な相槌

これは欧米圏でも、また言語によっても差があるのでどれだけ一般化できるかわからないが、日本語の相槌の頻度をそのまま持ち込むと違和感を感じられる言語や国は少なくないと思う。私自身、日本人と日本語で話しててもこれを感じることが比較的多い。相槌を頻繁に打たれると、鬱陶しく思うこともある。もちろん個人差はあるが、より自然なコミュニケーションのために、欧米圏では特に気を配ってみてもいい。

体を接触させる

これは観光地など、混雑しているところでよく思うことだ。写真を撮るためなどで最も良い場所に移動したいがために、空けられるスペースがあるにも関わらず体を接触させてくる人がいる。通勤電車などで我々は身体的接触に比較的慣れているのだろうと思う。他のアジア圏でもこれが問題とならない国は多いかもしれないが、欧米圏では気をつけた方がいいだろう。

麺をすすって食べる

これは正直書くか迷うところだ。
麺をすする習慣は日本独特のものであり、これはほとんどの国では不快な音と捉えられる、というのは日本でも広く知られていると思っていた。しかし、ホステルなどでインスタントラーメンをすすって食べている日本人を見ることは少なくない。
これは日本の文化なので、すすって食べることが悪いことだとは思わないし、国外でもこれは尊重されるべきだと思う。しかし、日本国外でこれが不快な音に響くことはおそらく間違いないので、公共の場ではできればすすらない方がいいのではないかと思う。
もちろん意図的に自分の意思を持って、日本の文化としてすすりたい場合はこの限りではないと思う。

以上、私が欧米圏数カ国に住んでみてやめた方がいいと思うことを書いてみた。
基本的に、文化に根ざした日本人の振る舞いは国外でも尊重されるべきだと私は考えているが、嫌がられるのがわかっている場合はやめておいた方がいいこともあるので挙げてみた。これから日本の外に行く機会がある人は、参考にしてもらえると余計なトラブルを避けられるかもしれない。


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