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2023年 冬 北海道

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32年ぶりに再会できた2泊3日の流氷旅について書きました。
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2023年 冬 北海道⑦(最終回) 〜知駒峠、おこっぺソフト、そしてメルヘンの丘から女満別空港

2023年 冬 北海道⑦(最終回) 〜知駒峠、おこっぺソフト、そしてメルヘンの丘から女満別空港

道道785号線、知駒峠。
結果的にはめちゃくちゃ快適な山岳ルートでした。

道北地方のドライバーが日本海側とオホーツク海側をつなぐ際のショートカットによく使う道のようで、除雪は完璧。
峠の標高もそれなりに高く眼下には原生林が広がり絶景を楽しめる、北海道らしさを満喫できる道でした。

雪崩による国道の通行止めに合わなければ道北のこんな目立たない道はおそらく一生通ることなかったと思います。
これなら飛

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2023年 冬 北海道⑥ 〜雪崩、通行止め、そして峠越え

2023年 冬 北海道⑥ 〜雪崩、通行止め、そして峠越え

あらかじめお伝えします。
今回の⑥、写真がありません、というか写せませんでした。
ハプニングのおかげで笑

さて、糠南駅を発ってR40号線に戻り、士別方面に向けて南下します。
魅力的な秘境駅やかつて駅だった跡がこの先にもあるんですけど、時間的に厳しいので断腸の思いで車を走らせます。

そんな状況の中で道路の電光案内板に気になる文字を発見したのは、確か左折すると問寒別駅方面に行ける丁字路の辺りでした

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2023年 冬 北海道⑤ 〜利尻、サロベツ、そして秘境駅

2023年 冬 北海道⑤ 〜利尻、サロベツ、そして秘境駅

最終日。
考えていたルートは2つありました。
①シンプルに前日と同じR238号線をオホーツク海沿いに戻るルート
②R40号線と高速道路を使って内陸を走行するルート

距離や時間を考えると①なんですけど、前日走った道を方向は逆とは言えまた走るのはちょっと面白くない。
流氷がいればまた全然別なんだけど全くいないし。

なので時間は少しかかるかもしれないけれど、②の内陸ルートで女満別空港まで戻ることにし

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2023年 冬 北海道④ 〜宗谷岬、最北端、そして利尻富士

2023年 冬 北海道④ 〜宗谷岬、最北端、そして利尻富士

ここ宗谷岬は夏の日中はライダーをはじめとした観光客でごった返しますが、冬の夕方には人もまばらです。
今日は特に「風の街 稚内」に相応しい強風が吹き荒れていて、車から出るのも結構な決心が必要なくらい。

でも写さなければいけない写真があるので意を決して車から降り、誰もいない最北端の碑の前に向かいます。そして撮影。

これが写したかったのです。
なぜならば、

12年前の夏にココで写していたからです。

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2023年 冬 北海道③ 〜ガリンコ号、ソフトクリーム、そしてエゾシカ

2023年 冬 北海道③ 〜ガリンコ号、ソフトクリーム、そしてエゾシカ

2日目の朝。
いつもの旅なら宿泊した町の朝ランから始まるんですけど、今回は東京マラソン直後ということもありランシューズは持参せず。
ということで「紋別ぶらり朝散歩」。

朝の散歩を終えてチェックアウト。
まず向かうのは流氷観光船のガリンコ号。
万が一陸地から流氷を見られなかった時のことを考えて旅行前に予約を入れておきました。
でも前日に思う存分楽しめたので結果論ですけど必要ありませんでした笑
まあ

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2023年 冬 北海道②  〜知床、釧網本線の駅、そしてイクラ丼

2023年 冬 北海道② 〜知床、釧網本線の駅、そしてイクラ丼

R334から外れて山の方に向かって進みます。
目的地は今では超人気観光スポットになった「天に続く道」のスタート地点。

自分が初めて来た1989年当時にはなーんにもなかったんですけどね。
自分で地図を見てここめちゃくちゃいい景色なんじゃないか?と思い、たどり着いて見た光景には激しく歓喜しました。

もちろん貸し切り笑

そして今日のメインの目的はこの西方面の眺めではなく、右に90度の北方面の眺め。

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2023年 冬 北海道①  〜羽田、女満別、そして流氷との再会

2023年 冬 北海道① 〜羽田、女満別、そして流氷との再会

ひょんなことから稚内のホテルペア宿泊招待券が当たった事は以前noteに書きました。

そして綿密に旅程を計画し予定どおりに行ってきました、冬の北海道。
満喫しました。
天気も最高でした。
念願の流氷にも再会できました。
本当に本当に楽しく素晴らしい旅でした。

その旅行レポです。

【初日(3/7)】
自宅からタクシーとリムジンバスを乗り継いで羽田空港へ。

7:00羽田発のJAL565便で女満別

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