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【忍耐力・精神力・鈍感力】

オリンピックの最中ではあるが、引き続き某知事の「辞めろ⇄辞めない」問題が連日報道されている。今回はこの方の「好き嫌い」や「真実やいかに?」ではなく、ここまで追い込まれたリーダーが、あえてその座に固執する意味を考えてみた。

形式ばった百条委員会・第三者委員会なんかより、ネットの噂話や地元の情報通の話の方が真実味があるのはよくあることだ。

さてここで日本の法律の基本である「疑わしきは罰せず」という推定無罪、即ち「まだハッキリしないことを黒(事実)と決めつけちゃダメよ」の原則を忘れてはいけない。(だからこそそれを悪用して逃げ切りを図る政治家もいるのだが…)

いくら「音が遠い」リーダーと言えども、選挙で一番多くの支持を得た人を簡単に「辞めてしまえ!」という訳にもいかないのが現実である。少なくともそのリーダーは次の選挙まではその職に就く権利がある。ゆえに辞める辞めないは本人次第なのだ。


👥はい、では私を含めた多くの人が感じること…

・ここまで事実が明るみに出て、県民からの苦情が多数届いているのに、よく辞めずにいられるなぁ。私なら耐えられずにもうとっくに辞めてるはず。

・どんな理由があっても、人が何人か犠牲になってるなら、とりあえず辞めるだろう。だって県政が停滞し職員のモチベーションが下がっちゃってるし。

・そんなこんなを全部ひっくるめて、この方はなんで同じ問答を繰り返して辞めずにいるんだろう?

☝️退職金やボーナスを失うのが惜しいから?
→そんなセコいことじゃないですよね、知事!

☝️自分が辞めたら他の人が知事になったりしてプライドが許さない?
→負けること・折れること・一旦退くことで、自分の未来も開けることがあるんですよ、知人!

☝️そもそも自分の意思ではなく、自分は辞めたいのだけれど、「誰か」が「まだ辞めるんじゃない!」とコントロールしてる?
→知事になる時お世話になったとしても、ここで義理立てして「防波堤」になるのは違いますよ、知事!

☝️はたまた本当はこの方の言ってることが(100%とは言わずとも)正しくて、クーデターや利権の奪い合いの背景がある、とか?
→それなら全部表に出しましょうよ!このままではあなたのキャリアは終了です。知事にも全てを話す権利があります。保身に走ったっていいんです。あなたは秘密を墓場まで持っていくようなタイプには見えませんよ、知事!

☝️最後は「この方は本当に見たまんまの性格である」→これが真実ならもはや打つ手無し。


👤いずれにしてもここまで来て、まだあんな記者会見ができる「精神力」は特質すべきものである。これはいわゆる「不祥事・パワハラ」のケースだが、企業のトップとしてはあの「しぶとさ」や「打たれ強さ」を身に付けたい所でもある。

(おそらく、おそらくではあるが)、この方もどこかのタイミングで利害関係者がハシゴを外して辞任へ向かうことだろう。そして辞めたタイミングで(保身に走る当事者たちが)真実を暴露し始める…。

【実は◯◯が!裏には◯◯の存在が!黒幕は◯◯!】
〜いつものパターンである (笑)

☝️一般社会でも、相手のピントがズレている場合、何を言っても伝わらず、大きなストレスを感じるものだ。ましてやこのケースの相手は(学力的には)スーパーエリートである。

『壊れたテープレコーダー』などと揶揄され、厚顔無恥やおねだりが過ぎると責められる。親兄弟、家族の重圧は如何ばかりかと、要らぬ想いも巡る。

👤(そこそこキツい思いをしてきたつもりの)私でも、ここまで来て(被害者も出てるのに)まだその職に留まる精神力や鈍感力はない。

🎤県民の信頼を回復するためにも(時間が掛かっても)与えられた職務に専念していく覚悟です!→これは「責任感」ではないですよ、知事(^^;

ここに来てヤバいと思った側近たちが「我先に!」と逃げ出す様もどうかと思うが、こんな時に「人となり」がよく分かるものです。さて、どうなっていくことやら…。

#トップの引き際



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