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【お店の子だって辛いんだ!】

皆さんの周りにも居ませんでしたか?
『お店の子』

かく言う私も田舎の商店の子、ましてやそこそこのスーパーのせがれだった。

👉🏻「いいなぁ、いつも旨いもんが食えて!」

👉🏻「金持ちは違うな!弁当にエビが3本も入ってるぞ!」(実際は5本🍤)

✔︎そこの一般消費者の皆さん!まあ聞きなさい。お店の子だってなかなか辛いのよ💧


いつも旨いもん食ってるの?

→確かに旨いものを食べていたかも知れないが、それは店がヒマで値段の高い刺身なんかが売れ残ったから食べてるだけ。だからヒマな日は『お通夜』のような暗い雰囲気で高級品を食べる。

メロンも桃も柿も、グジュグジュに熟れた商品価値の無いものしか食べたことがない。逆によく売れた日は、アジの開きなど安いものをみんなでニコニコしながら楽しく食べる (笑)

店の商品を何でも好きに食べられるの?

→そんなことしたら親に殴られるのがオチ。遠足のおやつを友達と一緒に、大型店に買いに行くことなど許されない💧ただし内緒で友達を休みの日に呼んで「何でも好きなもの一個やる!」と言って人気者になり、いつも学級委員長や生徒会長は『指定席』だった (笑)

職業選択の自由がない!

「お前は跡取りだから!」という意味不明な理由で「将来の夢」の作文はいつも「僕は日本一の商人になりたいです!」と書いていた。もちろん100点がもらえる。

学校は、幼稚園から高校まですべて徒歩圏内。遅刻しそうな時は店の目立つ看板車で横付け!

→人の目があってグレることも出来ない(^^;悪さすると、レジでお客さんから「お母さんに言いつけるわよ!」と脅される。

家族との時間は無く、旅行なんか行けない、連休も無い。

→自分も3連休とか取ったためしが無い。学校で「おじちゃんの夢は?」と聞かれると「3連休!」と答えていた。今では『3年連休』の日々である。

「あんたは魚臭い!」と花屋の娘に言われる。

→「花は食えない!」と屁理屈で反論するのみ。花屋の香りには勝てない💧

運動会や遠足は「当日の朝、雨になれ!」と祈る🙏🏻

→「延期になればもう一度お客さんが買いに来て売上げが増える!」と親は言う。我が家の辞書に「てるてる坊主」の文字は無い。

商店街の寄付、消防団の寄付は最初に来る。その他寄付の依頼が多い。就職の口利きや団体の役職も頼まれる。

→結局断れずに、代々引き受けることになる。人の良さだけが受け継がれていくが、それで売上げが増えるはずもない(T . T)

【番外編】
学校の先生が買い物に来て、自分が手伝いでレジを打つとき、少しオマケしてあげると通信簿が良くなる。大学へ出した内申書を開けてみたら「オール5」だった (笑)


Q. さて、皆さんはお店の子に生まれたいだろうか?

こんな皆さんの「鼻につく」商店のせがれが、今では倒産して自己破産
これほど美味しいネタも田舎じゃ珍しい。

店を閉めてもなお「酒の肴」を売り続ける商人魂🔥
お店の子もなかなか辛いものである(^_−)−☆

私は次に生まれる時も『お店の子』としてやり直したい!『士農工商』の底から、世の中を支えて過ごしたい!なんてねo(^▽^)o


※最後までお読み頂きありがとうございます!

あなたが失敗した時、迷った時、逆境の時、倒産地獄から生還した私だからこそできる励ましを届けたい。皆さんの力となり、笑顔になれる記事を投稿していきます。私もまだ発展途上です、一緒に成長していきましょう!

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【私はこんな人間です】


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