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【遺跡は県民の財産である!】

来年地元の山梨県南アルプス市に開業する『コストコ』。隣接商店街に留まらず、人口が80万人を切って、知事が「人口減少非常事態宣言」まで出した県内の流通業に、「破壊的影響」を及ぼすことは間違いない。

全国のコストコの中でも、最も商圏人口が少なく、普通なら論外であろう土地への出店(面積も日本最大級)を地元消費者も心待ちにしている。(私もまだスーパーをやっていたら、きっと夜も眠れない恐怖の日々だと思う)


今日は商店街への影響の話ではなく、このコストコの出店用地に『遺跡』が出たのに、行政が便宜を図って、他の案件には絶対に見られない速さで処理をした、という朝日の記事に、調査側が反論したという話。

👤乱暴に言えば
①遺跡全般に県民は関心なんか無い!むしろ早くコストコに来て欲しい。

②「甲斐源氏」なんて眉唾物で、本気で由来を調査して欲しい人なんかいない。

③県民は誰も一般公開されないことに不満なんかない。むしろこれでコストコ開業が遅れる方が問題。
これが現実だろう(失礼🙏🏻)

📝メディア側にしてみれば、
①朝日新聞甲府総局(あったっけそんな支局?)は閑職だから、ここで一発、行政批判の記事を書きたかったけど空振り…(^^;

②発掘の様子を市民に公開することの意義や需要が無いから、逆に批判された(奈良や京都じゃあるまいし)

③メディアが地元の人の感覚とかけ離れた行政批判をしても共感を呼ばない。または読者のリテラシーが低い。(私が書いた方がきっとウケる!)


✅ここで豆知識だが、開発行為の途中で『遺跡』が出た場合、施工主はその事実を県の「教育委員会」に届け出る義務がある。

教育委員会はその遺跡の調査を専門家チームに依頼して、保存または開発計画の見直し等を通達する。(調査費用は開発側負担で安くない)

だから施工主は「遺跡が出た!」ではなく「出ちゃった!ヤバい、どうしよう、埋めちゃうか?」となる (笑)しかし後でバレると開発も出来なくなるから、みんな紳士的に申告する。

👤私も教育委員だった4年間、ライバルスーパーの出店予定地から遺跡が出て、「何とか調査の免除や期間の短縮をお願いできないだろうか?🙏🏻」との陳情を沢山受けた。

「分かりました!善処してみます」と言いつつ、教育委員会の担当者に『徹底的に調査しろ!』と伝えて競合店の開店を伸ばした記憶がある (笑)。
合言葉は『遺跡は県民の財産である!』


☝️地元の首長が『コストコ誘致による街づくり』を公約に掲げて当選し、開発業者は昭和のyo妖、地元K◯元副総裁の末裔が一手に受託。コストコに向かう道路や橋、インターチェンジ出入口の専用レーンも急ピッチで整備されている。

調査側が言う「コストコのスケジュールに合わせ、発掘調査に2、3年かかるところを10か月で終わらせるように、予算と人を増強してきちんと調査を行った」なんてのは言い訳に過ぎないことは明白。開店日を逆算して、端折ったに決まってんじゃん!

👥「いちいち遺跡ぐらいで騒いでないで、コストコ出店に横やり入れてんじゃねえよ💢」、これが住民の総意。

行政がルールは守りつつ(?)、異例の速さで遺跡調査を進め、それに対して批判した朝日がむしろ返り討ちに合うw。それだけコストコがスゴいということ。

『もはや地方活性化には県外資本に頼るしかない』
という意見には異論もおありでしょうが…。


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