在家の法　第110号

★「幸福の法則（在家の法）」第110号　 ＜経済革命１０＞

　あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
　そもそも経済については、各人が貨幣を媒介として色々な品物を流通して生活を便利に楽にするために行っているのです。しかし、現代はそれがあまりにも形骸化してしまい、貨幣を得る事そのものが目的とすり替わってしまっています。お金を儲けることはありがたいことですが、それが目的ではなく、本来の目的はやはり人生を有意義なものとするべく生きるということです。これ以外にありません。

　しかし、その過程では食べなければ死んでしまいますし、生きていくためには住むところも必要ですし、着るものだってなくてはいけません。こうしたものを得るためにはお金が必要であり、そのために働くことも必要です。でも、こうしたことは目的そのものではないということです。お金さえあれば良い暮らしはできるでしょうが、それが目的ではないのです。

　経済というものも誤解されやすいものです。お金を生むために、裕福な生活を実現するために、それを目標として、働きがいとして仕事に励むのは良いのですが、それだけではいけないわけです。自分の人生というもののほんの一部でしかないわけで、それを忘れてお金や高級車などに目がくらんでいると本末転倒の人生を歩んでしまう恐れがあります。自分を高めるような人生でないといけないし、そのための経済でもないといけないと思います。

　この意味では経済の中にもこの人生の目的の部分が浸透していることがあった方が良いと思います。何のための経済活動なのか、何のために自分は働いているのか、働いて何をしたいのか、それをしっかりと考えて生きなければいけないのです。仕事にも単なるお金を報酬としてだけ払うだけでなく、従業員に何か役立つものを提供することがなくてはいけないのではないかと私は思います。ある人が目的を持って入社してきたときに、その目的を叶えてあげるような環境を提供することができれば、どれだけかやりがいになるでしょうし、会社も安定した雇用を維持できるはずですし、うまくすれば大発展にも繋がるのではないでしょうか。

　一人一人の意志など関係なく、働かされてきたのが今までの会社でしたが、これからは働き手に、その目的とするものを得られるような場である必要があるのです。自己実現の場ということですね。

★一日一愛運動コミュニティができました！是非とも参加をお願いします！
https://mixi.jp/view_community.pl?id=6363016
★天上界からの啓示　「心臓から出た言葉たち」
https://gkinui.hatenablog.jp
★大和武史のブログ「ハイヤーセルフの導き」好評連載中！
http://blog.livedoor.jp/yamato_takesi/