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被写体について 第2弾

はぁ〜。ジムニーの車検を目の前にしてお金が無いヤマト(@photo_by_Yamato)です。ため息をすると幸せが逃げるとか言うので今のため息を吸います。すぅ〜。

にしてもジムニー古いので色々ガタがきてます…。代車生活だと心が折れます。テンション下がりまくりです。なので今回は脱線せず話が進むと思います。読んでてもあれ?こいついつもよりテンション低くね?となるかもしれませんがジムニーがないので許してください。

被写体について。第2弾。

前回はドンキーとかドラゴンボールとかの話になりましたねぇ。

今回は

被写体のストーリー&田舎という被写体について。

です。嗚呼ジムニー。あれ?明日からGWですねぇ。皆さん、午後乗り切れば休みですよ!!僕はGW全て仕事ですけどね!!!!!!!!!!!

被写体とストーリー

です。僕はどちらかと言うと日常に惹かれたモノを撮るのでストーリーと言っていいのか。生活感というか。そんなのをよく撮ってる気がします。

そういえば4月になごり雪が降りましたねぇ。僕は仙台とはいえ山奥なので毎年GWまでタイヤ交換はしないので余裕でした。しかもジムニーだし。。ジムニー……。で、桜も咲いてる時期だったので雪と桜は撮るしかねぇ!と大河原の一目千本桜を撮りに行きました。しかし写真をやってる人は大体、同じ思考なので早朝にも関わらず沢山カメラマンいました。平日なのに。僕は休みだったけど。

そん時の写真↓↓↓

おぉ。初めてTwitterのリンク貼ったかも。綺麗でした。雪と桜。見慣れないこともあり楽しく撮りまくりましたが、気持ちは春だったので薄着でとても寒かったです。

さてさて。ストーリー性です。この4枚でストーリー性があるのはどれでしょうか。組み写真というかそういった分野は複数枚でストーリーを出したりできるようですが全くわからないので各1枚1枚で考えます。

1枚目はなんかすげぇなぁ。。って写真ですね。この写真のストーリーを考えるほどテンション高くないので割愛。スロースターターなのでジリジリとテンションが上がるので許してください。そもそもなんかすげぇなで撮った写真だし…。

2枚目。これは昨年も行った際に死ぬほど撮った構図です。人を入れることで一気にストーリ性というか生活感というかそこに人がいる。いやまぁ見ればいるんだけどさ。そんな写真になります。このお二人は老夫婦でお互いに撮りあいっこしてるので一声かけて2人で撮りましょうか?と撮りました。おじいちゃんはおぉ!ありがとう。じゃあお願いしようかな?なんて言ってましたがおばあちゃんは照れてました。2人の小さいカメラを借りてパシャリと。

その時、気づきました。僕は手に大きいカメラを持ってるのでハードルが上がっていることに。下手な写真撮れねぇじゃん。やべぇ。と焦りつつも撮ってあげました。というか、SDだけ抜いて俺のカメラで撮れば納得出来る写真撮れた…。ちっ。

写真を撮ってあげる時は自分がカメラをやってる。ことを隠した方が気楽でいいかもしれません。

あ、これは昨年思ったことなんですが花見って面白くて。

まず、異性といる人達。カップルから家族。そして写真のような夫婦。最初はカップルでも歳を重ねると結婚し間に子どもが入ります。さらに歳を重ねると夫婦だけになります。まぁ当たり前かもしんないですが。そんな人達が花見会場には沢山います。

で、同性の人達。女性の方は派手な何かを身につけてます。桜より目立つような。そんな感じ。昨年、ピンクの服や赤の服を着たおばさま方がいました。声も大きく桜より桜してました。強い。男の人達は酒かカメラです。場所なくてトイレの前で酒飲んでました。花より酒です。そしてカメラ。複数人で楽しく撮るグループと常に孤独を愛しカメラと対話する人です。僕は後者です。さらにカップルや大学生のウェーイを見ると歳が近いこともあり、複雑な心境になります。なのでそーいうのは見て見ぬふりをして気持ちを誤魔化します。僕にはカメラとジムニーがいる。それでいいじゃないか。そんなのを桜を見ずに見てます。

話逸れました。

話が逸れるほどテンションは上がるようです。

3枚目。人こそ写っていませんが雪のおかげで足跡があります。そこを人が通った。人を写さずに人を感じさせる写真ですね。これもストーリー性があると思います。2枚目は人をわかりやすく写し視覚で人の存在を知らせてますが、これは思考で存在を知らせてると言ったところでしょうか。

4枚目。この写真好きです。この写真人がいない状態でも撮ってました。が、前回のnoteでも似たような状況を書いたように何か足りなかったんですよね。そうです。人です。待とうかなぁ〜と悩んだもののここの通りあんまり人がいなくて、寒いし場所を変えて撮って時間潰して。また戻ってきたら人がドンピシャでいたので慌てて撮りました。割とイメージ通りの写真になりました。

んー?果たしてその時、足りないと思い人を欲した理由はストーリー性を欲したからなのかな?どちらかと言うと、桜の大きさを見せたかったから欲したのかも。比較対象として。500円玉並べる感じ。

自分の写真を改めて見返すとなんだか変な気持ちです。撮ってる時はそこまで深く考えてません。お!いいじゃんいいじゃん!ぐらいです。なのであたかもその時にそういうの考えて撮ってる感を出してますが全部後付けです。

前回、被写体の戦闘力について考えてましたがこの写真はどうでしょう。人がいる時といない時の写真の戦闘力は。

撮影位置がビミョーに違いますが…。人いないver.です。やはり人の有無は強いように感じます。人が1人いるだけでそこにストーリーがある気がします。距離感が近づきます。

ストーリーがある=共感できる 

と言うのでしょうか。自然と人との距離が縮まる気がします。しかし好みの差が出てくるのでなんとも言えませんが。状況によっては人や+@何かを足すとグッと距離が近づくのではないでしょうか。

しかし、写真は引き算。

なんて言葉があります。そして足すことも大切。なんて言います。もはや意味不明です。

僕の勝手な印象ですが

引けば引くほどに被写体が浮あがり、無駄がなくなり伝えたいものがはっきり明確化されるので非日常感が高くなる。

逆に

足せば足すほどに被写体が埋もれ、情報が増えるので伝えるものが全体になる。日常感が強くなる。

という印象があります。どちらが悪いとか良いとかは分かりませんし、そもそもこれで正しいのか。わかってすらいません。引き算は芸術的になるのかな?と。足し算はその逆ですから…。芸術の逆?芸術に対義語ってないな…。となりました。どっちも芸術なので。

なので日常という言葉を出しましたが、見る側と写真の距離感と言えばいいのでしょうか。。手に届かないモノと届くモノのような。そんな感じです。

つまり、写真にストーリーや日常感を生み出すためには情報を増やしてあげるといいのかもしれません。足すも引くもやりすぎはアレですが。


田舎という被写体

さて。こちらの写真。なんだか懐かしく日常を思い出さないでしょうか?

僕は毎日写真を撮ってますが住んでる地域がド田舎のため田舎で撮ってばかりいます。田舎は生まれた時から都会暮らしの人でも何やら懐かしさを感じれる。上京した人も昔を懐かしめる。そして当然のごとく、田舎に住んでる人からすれば日常です。つまり日本人の殆どが共感できるのではないでしょうか。そんな気がします。

え?しない?そっかー。俺はするよって話。

つまり

田舎≒共感できる≒ストーリー性がある≒情報量が多い

ということになります。なにやら数学の証明のようになってまいりました。≒なのは人それぞれなので。

田舎で写真を撮ってる方にわかって貰えるかもしれませんが、田舎は広角レンズを使って撮るのがとても難しいです。ただでさえ情報量の多い田舎なのに情報を沢山写す広角レンズは足しすぎのあまり、もはや掛け算です。訳分からなくなります。しかも寄りたくっても寄れなかったりします。柵とかあったりそもそも道がなかったり。

なので僕は田舎で撮る際には50mmや135mmをよく使います。情報量が多い分、切り出しやすくなるので。たまに広角も使うけど。

ちなみに僕の撮っている田舎は田んぼや山や木々しかない田舎です。トトロの感じ。なので都会でスナップ撮るようなノリで歩いても簡単には撮れません。

情報量が多い≠被写体が多い 

=ではないのでご注意を。田舎は情報量が多いですが被写体になり得るような情報ではなく、どちらかと言うと、要らない情報だったり、見せたいものを濁らすような。そんな情報がめちゃくちゃ多いんです。

ちなみに田舎にある観光地の話ではありません。観光地はやはり観光地というぐらいなので広角レンズでも絵になります。人がある程度、整備しているので適度な情報量なのです。生い茂る笹の葉や乱立してる雑木林なんてのは情報過多です。

なので田舎で写真を撮るという行為はとても練習になります。被写体を見つける目が養われ、情報を厳選し引き算も足し算もできるわけです。なのでみんな田舎に行きましょう。住みましょう。

さて、

ご存知の方も多いかもしれませんが僕はひねくれてます。天邪鬼ともいいます。長々と話をしてきましたが、逆らいたくなります。先程、

引けば引くほどに被写体が浮あがり、無駄がなくなり伝えたいものがはっきり明確化されるので非日常感が高くなる。

足せば足すほどに被写体が埋もれ、情報が増えるので伝えるものが全体になる。日常感が強くなる。

と考えを言ってましたが本当は

ギリギリまで引いて引いて引いた中で日常感を生んだり、足して足して足した中で非日常感を生む。

そんな写真を撮れたらいいなぁ。なんて思います。そんな手始めとして田舎でGRD2を使いこなせるように、田舎でパシャパシャ撮ろうと思います。

毎回、よく分からない内容かもしれません。けど僕の頭の整理になっているのでいいんです。

この被写体について。の内容は掘り下げれば下げるほど哲学的な話になるのかもしれません。人それぞれの認識の仕方や視覚から思考まで。とてもじゃないけど頭が疲れます。なんだか大変な所に顔突っ込んでしまった気がする。

ご愛読ありがとうございました!ヤマトの次回作にご期待ください!

次は何書こうかなぁ

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