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4年ぶりに台湾の友達と会ったら、障害を抱えていた

09/18   日記

高校の修学旅行で行ったぶりに留学で台湾に来た。

コロナ禍で難航を極めたものの、やっとの思いで渡航ができた。

そこで、当時の回想をしながら、現地の高校との交流の際にバディだった子にアポを取り、4年ぶりにあった。

高校の時と何一つ変わらない笑顔で接してくれて、色んな場所に連れて行ってくれた。少し高めのおしゃれなパスタ屋にいき、それから漫才ライブに行き、大喜利で腹を抱えて笑った。かけがえのない時間であった。

ひとつ変わったことがあった。

その子の右腕は、動かなかった。交通事故だそうだ。

リゾットを慣れない左手で食べながら彼は、笑顔で「障害者手帳を持っていれば、地下鉄が半額で乗れる」と教えてくれた。

胸が痛かった。

彼のタバコに僕は利き手で火をつけると、すごく嬉しそうだった。

胸が痛かった。

帰り際、たった1杯のビールで顔を赤らめる彼は、会えて良かったと僕に言った。

拙い中国語で、彼に再見と言った。次に彼と会った時、ジョークのひとつやふたつ言おうと思った。

それまでには死ねない。生きる希望がわいた。

胸が軽くなった。

あなたさえいれば・ラズベリー・嘘みたいに・ブラックベリー・寂しくないよ
/青松輝

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