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メタルギタリストが思う和声の重要性

こんにちは、Yamatoです。

今日はふと「コレもっと勉強しとけばよかったな」と思ったことについて書き進めていこうかなと思います。

そもそも大半のギタリストが敬遠しがちな『音楽理論』ですが(偏見)、その中で『和声』はもっと学んでおくべきだったな~と思います。
特に作編曲をするギタリスト(その他楽器演奏者/作曲者でも)は【対位法】の知識/センスが有るだけで、かなり作編曲に役に立つと思います。

※この記事はAmazonアソシエイトプログラムに参加しています。

①メタル系楽曲におけるよくある和声

これはメタルに限らずポップスでもよくあるのですが、主音のメロディーに対して3度のハモりが多くあると思います。

が、しかし、個人的な感覚としては常に3度でのハモりをしていると『長3度の響きが必ず出てくる』ので、陰湿な音楽()を好むものとして違和感を覚えてしまいます。
※かといってブラック/メロブラ的なマイナーコードごり押しも違う…

そういった個人的な趣味/嗜好からある時期(多分2017年頃?)から、先述の和声/対位法の勉強/実験/実証をおこなってきました(現在も情報収集しつつ試行錯誤中)。

こと対位法においては、かなり厳格なルールが有り理論/楽典的な基礎が無いと理解に苦しむ(基礎が有っても苦しんでますw)のですが、私の場合「音大の試験に出てくるような知識ではなく、自身の作曲に使いたいだけだからヨシ!」の精神で、上澄みだけ掬っている感じです。

②和声/対位法の活用方法

これは私の様な特殊(?)な癖のギタリスト/ミュージシャンが役に立つと感じているのは、Tech-Death/Prog-Death系のメタル楽曲(全てがそうという訳でもない)を作ろうとした時に役に立つと思います。

大体この手のジャンルはツインギターで左右のギターが違うメロディー/リズムでリフ/曲が構成されていることが多く(それにベースも結構裏でメロディーとってたり)、リード/ソロのハモり(及び裏でおこなっているバッキング)も特徴的です(それがカテゴライズに必須かと聞かれたらまた違いますが)。

また、Tech-Death/Prog-Death系ではなく、Melodic-Death/Melodic-Speed/Melodic-Power系のメタルでも他のバンド/作曲者との差別化が出来ると思います。
※メロスピ系に関しては長三度のハモりも、その手のジャンルとしては必要な成分だと思いますが…

③私の思う理想の活用方法

これは文字で書くより実際音源を聴いていただいたほうが早いので、そちらをご確認いただければと思います。

と趣味丸出しの3バンドを上げてみましたが、上記のバンド全てが「ギター+ギター+ベース+(ややオケ系シンセ含む)」がそれぞれ独立したフレージング(和声/対位法)を随所で使用しています。
※この様な楽曲を作りたい/弾きたいがために、私は独学で学び始めました。

④これもこれで一つの最適解な活用法

③ではかなりギター/ベースが主役になった活用法ですが、上記の様な活用法には『人ならざる演奏技術』が必須になってくるので(と言うかこれから紹介するのも大概ですがw)、次はシンセ音源等でオーケストラアレンジを取り入れたバンドを紹介していこうと思います。

と、こんな感じにオーケストラアレンジが各バンドの暴力性を引き立てる(スイカに塩的な?)のに、かなり貢献していると個人的に感じています。

⑤最後に

今回は個人の趣味を丸出しにしただけ()で終わってしまいましたが、近い内に私自身がクラシック音楽をモチーフにどうやって和声/対位法を学ぶ/活用するかの解説記事も書こうと思っています(企画倒れにならないよう監視をお願いしますw)。

また、上記6バンドに近いバンドをご存じの方は、コメント等でお教えいただけますと幸いです。

それと、1年以上まともな練習をしてこなかった(ほぼギターに触れてすらいなかった)私が、上記の様な楽曲を弾ける/作れる様にリハビリも行っていくので、ご支援ご声援下さいますようお願い申し上げます。

皆さんのサポートに支えられております。 今後の活動を維持する為にも、もしよろしければご支援いただけますと幸いです!!