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霊感詐欺ではダメなんでしょうか

「あなたの孫が使込みしました。今すぐ補填すれば罪に問われません。」と言って老人からお金をだまし取るのが、いわゆる「オレオレ詐欺」である。「あなたが病気になったのは、ご先祖が地獄で苦しんでいるからです。」と言って信者に献金させても詐欺にはならない。詐欺とはうそをつかなければ成立しないかららしいのだが、信じていれば何を言ってもいいはおかしい。

文部科学省は強制捜査権がないからと宗教団体の解散には及び腰なのだが、詐欺になれば警察から強制捜査できる。今後の被害が出ないように法整備が必要な議論になっているが、法の適用を過去に遡って適用することはできないので、今や過去に被害に有った人は救済されない。教団は信者個人が詐欺を働いただけと強弁しても、被害多数なら教団の監督責任を問えるはずだ。

信教の自由とは宗教団体の自由ではなく、個人個人の心の自由だ。二世にまで強制信仰させるマインドコントロールは完全に憲法違反である。憲法違反なのに何の罪に問えないでは遣り切れない。優秀な日本警察が本気になれば教団関与の証拠はいくらでも集まるはずだ。消費者保護法にしか問えない「霊感商法」は卒業させ「霊感詐欺」と命名して世論を喚起すべきである。

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