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なぜ、紫外線対策をするのか?

なぜ、あなたは紫外線対策をするのでしょう。
誰かが言っているからですか?
当たり前だからでしょうか?
常識だからでしょうか?
いったい、誰の常識なのでしょうか?


①なぜ、紫外線を対策するのか
②良し悪しある
③ビタミンD
④美容と健康のために
⑤シミは紫外線対策だけでは防げない
⑥紫外線吸収材と紫外線拡散剤
⑦太陽の恵み


①なぜ、紫外線を対策するのか
女性ならシミ・ソバカスを作りたくない、が一番の理由になるのでしょう。
色白の肌を保ちたいし、老化もしたくありません。
男性だって老化が促進されたり、皮膚ガンにはなりたくないでしょう。
シミが出来るのは紫外線の刺激から肌を守るための防御反応です。
もともと有色人種ですので、ある程度は紫外線にも強く皮膚ができています。
日光過敏症の方は日焼け止めをしないと大変なことになるでしょう。
白内障の原因にもなります。
日焼けすると免疫力が落ちるので疲れます。

②良し悪しある
オゾン層が破壊されて、今までは地上に届かなかったUV-C波が届いているそうです。
オーストラリアやニュージーランドの皮膚ガン患者が増えていることも見逃せません。
UV-A波は肌を老化させ、UV-B波は肌に炎症を起こすといわれています。
紫外線を浴びると免疫機能が低下し、DNAにダメージが蓄積されていきます。
反面、太陽の光を浴びることが我々の健康維持に役立つこともあります。
体内時計のリセットをしたり、ホルモンの分泌がおこります。
太陽の光を浴びるとセロトニンという幸せホルモンが分泌されます。
冬季の日照不足時に鬱病患者が増えるのは、セロトニンが不足するからです。
太陽の光を浴びてから15〜16時間後にメラトニンという睡眠ホルモンが分泌され、眠りに入りやすくなります。
太陽の光を浴びて、人は唯一ビタミンDを体内で作ることが出来ます。
殺菌作用があるので、様々な場面で活用されています。
病院でのスリッパの殺菌や、わたしたちも布団を天日干ししたりしています。


③ビタミンD
ビタミンDはカルシウムの吸収に関わり、免疫力に大いに関係します。
ビタミンは多くが摂取しないと摂れないのに、唯一ビタミンDのみ人は太陽の光を浴びることで体内で作り出すことが出来ます。
体内で作り出したビタミンDのほうが吸収が良いそうです。
それだけ重要なビタミンなのでしょう。
日焼け止めを塗ると、ビタミンDは作られません。
ビタミンDは皮膚で作られます。
完全に日光を遮断するのもどうかと思われます。
窓から1メートル位離れた明るさで30分位日光を浴びれば、一日のビタミンDの補給には十分だそうです。

④美容と健康のために
見た目が若い人は健康寿命も長い、とは医療業界の認識です。
美容と健康は相互関係があり、密接につながっています。
日焼け止めを塗ってシミ・ソバカスができないように自分の體カラダに氣を配っている人は、體をいじめるような暴飲暴食をしないし毎日を丁寧に生きているものと思われます。
自分の體に氣を配っている人は腸内環境が良好で、メンタルも安定しています。
加齢による老化と違って、光老化は防げます。

⑤シミは紫外線対策だけでは防げない
多くの方が誤解していると思いますが、シミが出来る原因は紫外線だけではありません。
ストレスや老化からの活性酸素によるシミもあります。
辛いもの、コーヒーなどの刺激物からも出来ます。
乾燥からの乾燥ジミもあります。
女性ホルモンもシミの原因です。
日焼け止めを塗るだけではシミは防げません。
日焼け止めを塗っても日焼け止めの機能によっては、時間の経過、擦れや汗とともに取れてしまいます。
そして、塗る直しをしている人はほとんどいないでしょう。

⑥紫外線吸収剤と紫外線拡散剤
日焼け止めには紫外線吸収剤、もしくは紫外線拡散剤が入っています。
肌が敏感な方は紫外線拡散剤を使用したほうがいいと言われています。
紫外線防止効果は紫外線吸収剤のほうが高いと言われています。
紫外線吸収剤は肌の上で化学反応を起こしているようなものなので、合わない方もいるでしょう。
紫外線拡散剤は白浮き感や使用感が氣になるかもしれません。


⑦太陽の恵み
太陽の光は惜しみなく万物に降り注がれています。
地球に、自然に、大地に、動物に、植物に。
富める者にも、病める者にも、老若男女の区別なく。
生命を慈しみ育む太陽の恵みを当たり前のように享受しています。
天体の動きに合わせて、我々は生活のリズムを刻んできました。
紫外線対策、とは太陽光の一部分の対策になります。
日傘をさしたとしても、照り返しがあります。
雨の日でも曇っていても紫外線は降り注いでいます。
全ては防げません。
太陽の恵みが必要なのです。


紫外線対策、というお題をいただくと、日光を浴びてはいけないようなそんな心象になります。
穿った見方でしょうか。

「なぜ、紫外線を防ぐのか?」
「なぜ、◯◯するのか?」もしくは
「なぜ、◯◯しないのか?」自分で判断や決断をします。

誰かが言っていたからと言いません。
皆がやっているからと言いません。

物事には反対意見が必ずあるものです。
双方の見方をし、自分で判断や決断をします。

優しさは優柔不断でもある、というふうに長所は短所にもなり得ます。
メリットとデメリット。作用と副作用。光と影。陰と陽。
今までの知識と経験を活かし、その時その時で最善の判断・決断をわたしたちはするでしょう。

なぜ、あなたは紫外線対策をするのでしょうか?
もしくはなぜ、紫外線対策をしないのでしょうか?

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