見出し画像

子宮筋腫と貧血のはなし①

この2年あまり、たしかに体調は良くなかった。月経過多、生理不順、酷い生理痛、頭痛、目眩、疲れやすい…。昨冬にはスケート場で目眩とふらつきで倒れ救護室に運ばれたり、春には戸隠奥社へと向かうトレッキングの途中で動けなくなり1時間ほど行き倒れの人状態になったり。こんなにも体力が落ちたのかと年を感じていました。でも、体力の低下の原因は年じゃなく、ぜんぜん違うことだったのです。

生理不順と不正出血

特にこの半年ほどは、生理不順と不正出血が酷くて、2ヶ月生理がこないなぁ…と思ったら、次は3ヶ月連続して月に2度の生理。これがまた酷くて、出血量は多いし、生理痛は強烈だし、仕事も休むほどの状態。生理が終わったと思ったら、2日後に不正出血とか。月の半分くらい出血してるんじゃないかしら?という状態。さすがに貧血を自覚しました。動いて疲れると顔面蒼白になって、顔色悪いよ?と、しょっちゅう言われるようになっていました。

大量不正出血と下腹部痛

2月にはいって、善光寺にお参りに行った日のこと。参道を歩いて散策したり、お土産を買ったり、家族でたのしく過ごしていたところ、異変が…。下腹部の激痛と、ドロっと出血したのが一瞬で分かりました。近くの店に駆け込み、とりあえずナプキンをあてる。散策どころではなくなり、急いで帰宅。ママ顔色真っ白!と言われ、車中では気を失うようにうつらうつら。そのまま日曜日も月曜日もほぼ寝て過ごし(連休でした)、火曜日に婦人科を受診しました。

婦人科の受診
「重度の貧血」「7㎝の子宮筋腫」

尿検査、血液検査、内診、エコーの結果は、「重度の貧血」と「7㎝の子宮筋腫」でした。子宮筋腫があることは知っていました。最初に見つかったのはもう10年以上前のこと。妊娠にも問題ないからと経過観察でよいと言われ、特に自覚症状も困ったこともないため、普段は忘れていました。2年前の検診でのエコー検査では2㎝で問題なしと言われた子宮筋腫は、いまは子宮内が筋腫でいっぱいと言われるほどの大きさ、7㎝にもなっていました。
そして、この子宮筋腫のせいで、月経過多、酷い生理痛、そして重度の貧血になってたんです。貧血はヘモグロビンの値が6(12くらいなくちゃいけない)。「5だと輸血レベルだからね。日常生活にも支障があったんじゃないですか?」とドクターに言われ、あぁ…いままでの不調は子宮筋腫と、それによって起こっていた貧血のせいだったんだ、と初めて分かったのでした。

今後の治療

「とりあえずは貧血を治さないことには!」と、鉄剤を処方される。で、鉄剤は副作用が強いからと、胃薬と下剤的な薬も一緒に処方されました。
しかし、かかったクリニックでは子宮筋腫の処置ができないと、大きな病院に紹介状を書いてもらいました。
「7㎝…大きいね。薬で小さくしたり、手術で摘出することになるけど、それは転院先のドクターの判断です」とのことでした。「たぶん子宮の全摘手術を勧められると思いますけど」との言葉に、入院かぁ…子どもたち困ったな…なんとか春休み中に全部終わらないかしら?なんて、わりと冷静な自分がいました。でもね、とにかく貧血を治さないことには手術もできないのですよ(T ^ T)


まだまだ治療は始まったばかり。この間の不調の原因がわかってほっとしたような、いやいや手術になるかもしれずやっぱり不安だし、なんだかココロも元気じゃない感じです…
今日は通院の日で仕事もお休みを頂いたので、遅番明けの旦那とランチしてきました♪

#子宮筋腫 #貧血 #婦人科 #月経過多 #生理不順 #酷い生理痛