闇に気づいてもどうしたらいいかわからない

#いじめトラウマ克服 #自己肯定感 #自己愛 #毒親

ホステスをして体をメンテナンスして、少しでも楽になると昼間のバイトをしました。近所の雑貨を扱う工場で縫い子をしたり、イラストを出版社に出したり、地図を作る会社に行ったりしました。お金の感覚が狂わないように、普通に暮らす人とコミュニケーションを取るために。

ホステスとしてはルックスはまわりには敵わないけれど、お酒が強く腹が座っていたため、最後3年間は売り上げトップでした。借金も順調に返していました。

体はやはり悪くてたまに腎盂炎になったり、子宮内膜症と診断されたり、貧血になったりしていました。

わたしは食べものの味がよくわからなくなっていました。お客様と同伴で行く店が少し美味しいかも、くらいで、自分で普段食べるものに気が使えませんでした。お金は医療費や働き続けるメンテナンスや借金返済に使われていました。

21歳まではやりたいことをしたので、仕方ない事です。しかし、体にメンテナンス代が必要になるほどおかしくなるのは予想外でした。

針に行ったりマッサージに行っても、私は自分が眠れないこと、腸の動きが悪くて週1日しか便が出ない事を話していませんでした。異常だと気づいてなかったんです。

ある時、ひどい腹痛が3日続きました。3日目に仕方なく病院へ行くと3度目の腸閉塞になっていて緊急入院になりました。そこでCTスキャンをしたら赤子の頭くらいの大きさの影が4つ見つかりました。
通院していた婦人科に入院中でも行くように言われて、スキャンした写真を見せたら、、、

前から子宮筋腫があると言われて様子を見ていましたが、ストレスから腸を圧迫するほどに大きくなっていました。

私は借金もあるし、働けなくなるのだけは嫌で怖くなりました。

婦人科と消化器科の話し合いが持たれ、まずは24時間点滴2週間と絶食で腸閉塞を様子見をして、退院後は仕事を辞めて、筋腫が小さくなるようにストレスなく暮らすことになりました。

絶食も点滴も全くストレスなく、私は病院でホッとしていました。

ホステスの間、腸閉塞で二回、扁桃腺手術で一回、気管支炎で二回、肺炎で二回入院を経験していました。
なぜか入院は私にとっては海外に行くくらいの安らぎでした。夜は眠れないと言えば眠剤をもらえました。

入院は誰かに強制的に休みなさい!って言われる状態です。そうならないと休めない性格になっていたようです。

私は悪夢を見るあまり睡眠してないこと、子供を死なせたことで自分を責めていること、腸のための食事を配慮してなかったことを考え始めました。
どこか自分を大事にしていない、そんな自分に気づき始めました。