映画『コーダ あいのうた』で号泣したおじさん
お疲れ様です。ヤマタカです。
今日も暑いですね。
こんな日は家で映画を観ましょう。
今回はAmazonプライムでプッシュされていた、『コーダ あいのうた』を紹介します。
2022年1月上映のアメリカ映画です。
観る前の印象は、子供の騙しの感動ストーリーだろうと思ってました。
しかし、凄くよかった!
何気なく風呂場にスマホを持ち込んで観てましたが、湯船から出られなくなりました。そして号泣...。
風呂場で涙を流す38歳のおっさんです。
以下、ネタバレを含みます
あらすじ
良かったところ
健気で真面目な少女に男は弱い
主人公のルビーは、幼少の頃から家族の手伝いをする真面目で家族想いの女の子である。
自分の夢にひたむきで、見ていて清々しい。
この映画の見どころの一つはルビーの人間性と、ルビーを演じたエミリア・ジョーンズさんの演技にだと思う。そして、彼女の歌声には物語に説得力を与える力がある。
家族の絆
ルビーの家族は、両親も兄も耳が聞こえないろう者である。
障害者である彼らは世間から馬鹿にされ、彼ら自身も野蛮な行動を取ることがしばしばある。
しかし、障害を抱えるからこそ家族の絆は強く、ルビーも家族を守っていきたいと強く思っている。
この辺りの描き方が素晴らしく、好感が持てた。たとえ障害があっても、こんなに仲良しの家族は羨ましい。
親の理解を得るまで
ルビーの両親はルビーの歌の才能に懐疑的だ。耳が聞こえないため無理もないのだが、音楽の道に進むなんて少女の憧れに過ぎないと一蹴する。
しかし、終盤にある合唱コンクールで状況が一変する。
コンクールの目玉でルビーとルビーの彼氏がデュエットするシーンがある。
父親は終始退屈そうにしているのだが、歌が終わった時の観客の反応を目の当たりにする。スタンディングオベーションに、感動して泣いている人もいる。もしかしてルビーは本当に才能があるのかもしれない、と思い始めるシーンは素晴らしい演出だった。
残念だったところ
ご都合主義
健気に頑張っているとはいえ、そんな簡単に人生が上手くいくはずない。僕は感じなかったが、人によっては入り込めないかもしれない。
彼氏の不遇
同じ音楽大学を受けた彼氏は受験に失敗してしまう。ルビーに比べて時間も環境も整っていたはずだ。
どうせご都合主義なら、合格させて欲しかった。
まとめ
さすが話題の作品である。素晴らしいサクセスストーリーだったし、家族の絆に涙する名作だ。
騙されたと思って見てほしい。
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