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社会のはぐるま【詩】

今日はとっておきの話を持ってきました。
人様に向けた外面用のお面を被り
気味の悪い笑顔を届けていた

また連絡するので検討をお願いします。
帰りの車内で気を抜いて真顔
君が悪いと責められる日々

降り注ぐ雨の毎日で
何もわからない、何が分からない
うまく雨を避けなければ、
何も終わらない、何が君のためだ

愛されてないなら、何を頑張るの
愛してくれないなら、辞めてしまおうか

それでもひとつ、良いことがあると
全てが報われる気がするんだ

当たりを引いたその瞬間に、
右手を大きく掲げて、
吠えてしまえば問題ない
忘れてしまえば問題ない

歯車として動いているからこそ、
回り続けている自分が見える

両脇がクルクルと動いている限り、
周りと合わせ続けなきゃ

愛されてないから、自分で頑張るの
愛し続けるのが、正解なの

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