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手作りチーズとの出会い。素人ながらに、その味わい方を楽しんでみた。 ー 千葉のおいしいを大切に ー

千葉県内にある皆川牧場さんのチーズを扱いはじめて思ったのは、やはりその知識の薄さ。皆川牧場さんの手作りチーズは主に4種類。リコッタチーズに、モッツァレラチーズ。さらにはカチョッタチーズに加えて、スカモルツァチーズ。

この口にするのも、苦労しそうなチーズの名前。言葉にすることに慣れていないのもさることながら、口にしたところでチーズの味の違いをうまく伝えられない。

そんな悔しさから、今回皆川牧場さんにお願いをして、4種類のチーズをいただいた。今回は、ちょっと見慣れないスカモルツァチーズと、カチョッタチーズの事を伝えて行きたいと思います。

その風味に驚いた!カチョッタ。

皆川牧場さんのチーズの中でも比較的覚えやすいチーズ。カチョッタチーズ。カチョッタチーズはカードと呼ばれる凝乳に塩を加えたのち、3日間の熟成をしたクセのないチーズのことです。

皆川牧場さんの作るチーズは、チーズに使用するミルクにもこだわりがあり、よくお見かけする白と黒の模様が特徴のホルスタインではなく、ブラウンスイス種と言われる乳牛から搾れるミルクを使用しています。

ブラウンスイス種

こちらのブラウンスイスくんは、もともとアメリカの方で乳牛として開発された種類の牛さんのようですが、どちらかというとチーズなど加工に向くという事が、近年注目されはじめた牛さんなんだとか。

このブラウンスイスから取れるミルクを使うことで、チーズにミルクの甘みを感じるようになるんだそうです。そして、そのミルクの甘みを感じるチーズということに興味を感じ、カチョッタチーズに包丁を入れ食べてみることにしました。

カチョッタチーズ

カチョッタチーズは、確かに弾力はあるものの比較的刃が通りやすいな。と感じました。そして一口パクリとしてみると、チーズ自体に塩が使われているもののそんなに塩気を感じず、どちらかというとミルクの甘みをほのかに感じ、いくらでもパクパク食べれてしまう味わいでした。

そのまま食べても美味しかったので、サラダに散りばめたり、パンにハムなどと一緒に挟んで食べるのも良いかなぁ。などと想像していました。

この形を愛でていたいスカモルツァ。

皆川牧場さんのチーズを目の当たりにしたときに、一番気になっていたのがスカモルツァチーズ。なぜ気になってしまうのかというと、やはりその愛らしい形。

プリンとした艶やかなスカモルツァチーズ。

こちらのスカモルツァチーズは、モッツァレラチーズを数日間、ひもで吊るし水分を抜きながら熟成し、旨みを凝縮してできたチーズです。

先程のカチョッタチーズと比較しても、こちらのスカモルツァチーズの方が弾力というか硬さがあり、包丁が通りにくかった印象です。また旨味が凝縮されているせいか、塩気もこちらのスカモルツァチーズの方が感じました。

ただ日頃食べているチーズよりも食べやすく、そのままでも食べれてしまう美味しさ。またこのスカモルツァチーズは、加熱してもトロトロにならないため、厚めに切って焦げ目をつけて食べる事がオススメなんだとか。

という事で、さっそくチャレンジしてみました。

オリーブオイルを敷いて、その上に輪切りにしたスカモルツァチーズ。しばらくすると溶け出すような感じがあったものの、そのまま箸で取れるくらいの感じでした。

この後、黒胡椒をパラパラっとふりかけ、ハチミツをとろーりとかけて贅沢に堪能しました。

加熱しなくてもミルクの風味を感じられる手作りチーズ。その風味を楽しむのも良いですが、加熱して違う魅力を楽しむのもオススメです。

千葉県の船橋市で作られるチーズのご紹介でした。このチーズの事をもっと知ってより多くの方に、その魅力を伝えられたらと思います。

引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。

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