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和尚のつぶやき #230(生きた知識)

私たちは、小学校に入学して以来
たくさんの知識を身に付けてきました
社会に出てからもたくさんのことを
教えてもらい学んできました
時代とともにその知識も
ドンドン変わってきますが
この10年の変化のスピードは
すさまじい勢いで
ついていくのが大変です
特に通信機器の発達はすごく
若者にとっての当たり前が
昭和世代にとっては大変です
しかし、その恩恵を享受しているのも
事実で便利さ快適さを味わっています

拒否反応を前面に出すのではなく
新しいことを受け入れていくには
自分の感情を受け入れ状態に
しなければなりません
受け入れなければいい悪いの
正確な判断もできません
自分のわからないものは
詐欺か騙しだと考えてしまうと
本当の詐欺にも冷静に判断できません
常に聞き入れて自分の頭で考えて
じっくりと判断をする癖をつけないと
すべてが感情的な判断に
なってしまいます
詐欺師にとってはその方が
都合がよいのです

新しいものを学ぶことは
しんどいことですが
勇気と前向きな姿勢で学んでみる
同時に歴史によって鍛えこまれてきた
古典を読み直して 
先人の知恵から学ぶ
テクノロジーを発達させる道においては
必ず哲学と倫理からの視点が必要です
人の道に違わないかということを
考えることが大切です
すべてのテクノロジーは、人間の生命
人間の生き方につながるものです
開発者も利用者も
しかっりと自分の頭で
考えていくことが求められます。
生きた知識とするためには
私たちの考える力が必要です
感情に振り回されてしまう自分を
いかに制御しコントロールするか
知識は自分の頭で考えて使ってはじめて
生きた知識となるのでしょう

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