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働きながら子育てを考えている人へ

以前、保育園と幼稚園の違いについての記事を書きましたが、今回は保育園について、僕が利用するまで知らなかったことで参考になりそうな話をまとめました。知ると、できるだけ不公平がないように合理的な仕組みがあるのがわかります。

ちなみに、今住んでいる小金井市と以前住んでいた江東区の保育園の例を元にしています。自治体によっては多少異なると思いますので、実際に利用される場合は、お住まいの自治体の案内をご参照ください。

以前の記事はこちら
【保育園と幼稚園の違いわかりますか?】
https://note.com/yamashun/n/n4bc56a505ac2

①家族構成などによって入れる優先度が違う

保育園の数が少ない地域では、すべての子供が保育園に入れるわけではない(いわゆる待機児童の問題がある)ので、優先度を付けて優先度の高い子供から入園することになります。

では、どういうふうに優先度が高くなるのでしょうか?例えば、A.祖父母同居、母親は専業主婦という家庭とB.片親で未就学児の子供二人、祖父母は遠くの地方に住んでいるという家庭があった場合、Bの家庭の方が優先されます。このような家庭の状況が申請時にアンケートで取られ、項目ごとにポイントが割り振られ、ポイントの高い方が優先度が高くなるというふうになっています。

②兄弟でバラバラの保育園に入る可能性もある

これも申請時のアンケート項目としてあるのですが、もし、別々の保育園の枠が1つずつあった場合に兄弟がバラバラでも入園させたいかといった内容の項目があります。
この項目を「いいえ」にすれば二人一緒でない場合は入園にはなりませんが、ここを「はい」にすると、バラバラで入園ということもあり得ます。
子供二人がバラバラの保育園だと、当然送り迎えもその分、時間がかかります。それでも預ける必要がある場合にちゃんと選択できる様になっているのはすごいなと思いました。

③慣らし保育の期間がある

無事、入園が出来たとしても最初の数日はいきなり上限の時間まで預けることは出来ません。最初の数日は慣らし保育という期間があります。慣らし保育の期間は初日が一番短く、徐々にその時間を伸ばしていきます。小さな子どもなので環境に慣れるまでの期間が必要ということです。

④子供が病気の場合預けられない

子供がもし病気になった場合は、保育園に預けることができません。家で面倒をみられる場合はまだそれでも良いですが、そもそも、仕事などの事情があって子供を預けているので、どうしてもみられないという場合もありますよね。
そういった病気になった子供の保育は病児保育といって行政や民間のサービスがあります。それもインフルエンザの季節など混み合う時期はいっぱいの可能性があります。多少高額ですが、中には民間のサービスで常に保障されるものもあります。(フローレンスなどが有名です)

どうでしたでしょうか?
これらのことは子供が出来て、市や区に申請にいくと説明があると思いますが、一度知っておくと理解もしやすいと思うのでぜひ役立ててください。

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