保育園と幼稚園の違いわかりますか?

子供がいると知ってて当たり前なことが、一般的にはあまりそうではないことが結構あります。
その一つが保育園と幼稚園の違いについて分かるかです。
なんか似ててわからないという人も案外多いのではないでしょうか。
保育園を卒園したら幼稚園に通うという答えが結構返ってきますが、これは誤りです。

保育園と幼稚園はそもそも目的が異なります。
例えば、保育園は親が共働きで祖父母も一緒に住んでいない場合などに子供を預けておくために利用します(※1)。
一方、幼稚園は就学前の子供の教育の基礎を養うために通わせます。
ここが大きな違いです。

この2つの違いの説明として担当省庁が異なるというのを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
それはこの目的の違いに起因しています。保育園は厚労省、幼稚園は文科省の管轄です。

小学校から高校くらいまではみんな大体一緒なので、なんとなく保育園→幼稚園→小学校のような感じがしてしまいますが(何を隠そう私も子供が居ないときはこんな認識でした)、幼稚園は預けられる時間も短く、夏休みや冬休みが小学校と同じ様にあるので、核家族で両親ともに働いていると預けることができません。

あと、幼稚園はバスでの送迎をよく見かけますが、保育園はバスがありません。なぜなら、親の就労時間によって預ける時間も迎えに行く時間も異なるからです。

この様に似ているようで実は結構違う保育園と幼稚園について、今回は紹介させていただきました。

※1…日本ではデイケアというと高齢者向け施設を想起しますが、英語のdaycareは主に保育園のことです。幼稚園はkindergartenなので、明確に違うのです。

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