知ってますか?全盲や弱視の先生はたくさんいるんです! #やまぴー日々短文雑記

ぼくが視覚障がい者となって、いろいろと初めて知ったことたくさんありますが、今日はその1つのお話しです。

それは、全盲や弱視の先生はたくさんいるということです。

前回、前々回の記事でテレビ放送されていた #全盲先生 の最後の授業について書きましたが、おそらく一般の学校に通っていればなかなかそういった全盲先生の授業をうけることはほぼないと思います。

なので、見えない先生がどうやって、授業するんだろう?とか、そんな風に思われる方が多いんじゃないかな?と思います。
ぼくも自分が視覚障がい者になる前、なってからも、そんな先生がいること知らなかったし、そもそもそんなこと気にもとめていなかったです。

ただ、自分が鍼灸マッサージ師の学校に通うことになって初めて知ったことですが、教える多くの先生達も、全盲だったり、弱視でした。
もちろん晴眼者の先生達もいます。
ただ全盲の先生達が解剖学だったり、生理学、病理学、などなど、基本的に補助の先生などつくことなく普通に授業します。

解剖学など、立体的な構造を教えるのスゴクないですか?
もちろん、教えられる側も視覚障がい者なので、全盲の人もいれば弱視の人もいます。

それに、もちろん鍼灸マッサージ師になるための実習もあります!
さらに難易度あがります。

また実習のテストなどでは先生が実際に被験者となって鍼を受けることもあります。
見習い素人である生徒の鍼を見えていない先生が鍼を受けるんです。
もちろん授業でお互い信頼関係きずきながらやっていくんですけど、いま思うとテストで生徒も緊張するけれど、鍼を受ける先生の方が、きちんと教えた通りに刺してくれるのか?ドキドキで緊張していたはずです(^▽^;)

とまあ、そんな感じで、一般教諭でなくても、そうやって盲学校や視覚障害センターでは、たくさん視覚障がい者の先生がいるんです。
知ってましたか??

ぼく個人として、こういった身近にすごく頑張っている人達がいることをもっと伝えていくことも大切なんじゃないかなと思った今日この頃です。

それでは、今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【ハッシュタグまとめ】
#やまぴー
#やまぴー日々短文雑記
#山下慎治
#やまぴー伴走取扱い説明書
#パラリンピック
#ブラインドランナー
#伴走者
#ガイドランナー
#視覚障がい者
#視覚障害
#弱視
#網膜色素変性症
#白杖
#感想日記

ここから先は

0字
山下慎治がSNSで発信できないような「今」考えていること、伴走者&チームメンバーから学んだこと、視覚障がい者に役立つこと、伝えたいこと、を第一に成長記録として書き留めていきます。

視覚障がい者(弱視)の山下慎治(やまぴー)が挑戦してるマラソン競技のこと、伴走者の方からの学び、考えていることや感じたこと、などを散文調で…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?