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これからのスポーツ指導者は、、、、

久しぶりにみんなで食事をして楽しかった。
今年の春まで5年間、ジュニアサッカーの指導者として
やらせていただいてましたが、
そのスタッフ達と久しぶりに食事をしました。
思い出話に花を咲かせながら、、
楽しい時間を過ごしました。

みんなサッカーを通じての子供達の育て方が
色んな考えがあって、どれが正解なのかは
見る角度によって変わるので、
一概には言えませんが、
それぞれにそれぞれの考えがあって、
あらためて、もし全員で考えをぶつけ合えば
永遠に終わらないだろうなと思いました。

地域のサッカーチームに子供達を
預ける保護者さん達は、スタッフに一体
何を求めるのだろうか?

これすらもみなさん、それぞれの意見がありますよね。

・自分の子供が、サッカーをしたいと言ったから
・自分の子供にセンスを感じてもっと上手くなって
 ほしいから。
・強いチームを作ってほしい。
・のびのびと好きなことをやらせてあげてほしい。
・サッカーを通じて人間関係を構築したり
 人生の学びにしてほしい。
・サッカーを通じて自分の考え、選択肢の決断など、
 人として将来のために、人間力を育ててほしい。

もっと色んな事があると思います。

そんな意味では、私のいたチームは
強いチームを作りたいという思いが、
やはり強くて、それを通じてざまざまな成長を
させていくという考えだったんだなと
あらためて確認しました。

試合に出れない子供をどうするか?
下手な子はダメな子なのか?
試合中、砂を触ってる子がいたら怒るのか?
故意に手を使おうとした場合にどう指導するのか?

などなど、たくさんの問題点があります。
あくまで、私の考えですが、、
試合に活躍してる中心選手を育てるチームと、、

やはり光が当たらない、
それでも頑張ろうとしいている子供達のチームを
分けた方がいいんじゃないかな?と
思いました。

僕はそんな光の当たらない子供達を
見守っていたい。その子達の成長の手助けを
したい。そんな事を考えてます。

やってはいけないことをした時、
怒るのは当然かもしれません、、
でも、何故そんな事をしたかは確認する必要があり、
その理由を元に声をかけてあげないと、
大人の個人の考え方を押し付けるのは
また違うなと思います。

昔と今、あきらかに違う時代を過ごしています。
大人の考え方を押し付けることで、
将来、その子達が大人になったとき、
悲しいかな、社会で通用しない大人がたくさん
出てきます。
時代が新しいのに、昭和の指導をするのは、
指導者が一番気づかないといけない部分です。
そこを指導者が分からない以上、
解決策は、それ専用のチームを作るという
選択肢しかなくなってきます。

もっと自分達で考えて結論を出すチームが
あってもいいのではないでしょうか、
全ての考えを肯定し、その決断に寄り添う指導が
あってもいいのではないでしょうか、
仲間が仲間を思い、人を助け合うような
チームがあってもいいのではないでしょうか、

そんな事を考えてさせられた楽しい夜でした。

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