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久しぶりに会った高校生達は、、、

息子が小学校時代、お世話になったチームの初蹴りが
2日にありました。
みんな大きくなって、、、もう高校3年生、、、
(一番右は監督です)

彼らと久しぶりに話をすることができました。
写真の中で高校時代、サッカーをしていたのは5人、
しかしながら、思うように、、イメージした通りの
サッカーが出来たのは、ほんの僅かです。
結局は何らかの形で指導者との問題があったり、
空気感に対して、合わなかった、、、というような
事があったみたいです。

そして翌3日、息子の中学校時代にお世話になった
チームの初蹴りがありました。
こちらも、みんな大きくなって、、、

同じように高校でサッカーをしていたのが4人、、
自分の不甲斐なさも各自が痛感していることは
事実ですが、、、その環境についての不満は
ほぼ全員が感じているみたいです。

ここでの問題定義はひとつだけ、、、、、

指導者はサッカー指導者である前に、
教育者であり、先生だという事実です。

まず、人間なんで、多少の好き嫌いはあるにせよ、
根本は、好き嫌いで何かを決めるようなことは
あってはならないと思うのです。

「こいつは生意気やから使わない、、、」
なんてことが、もしもあるとしたら、
教師として、絶対にしてはならないことです。
そこの人間としての個性、、そして、もしそれが
間違えてるならば、その人間を作るために、
指導していくのが、教師です。
まずは、サッカーを教えるのではなく、日常生活に
おいての過ごし方を話し、もっと先の将来を見据えて、
育ててあげるのが、教育者ではないのかな、、、、

ただうまい選手、、言うことをよく聞いてくれる選手、
反発しない選手、うまく気持ちを表情や身体で
表現できる分かりやすい選手を選んでベンチ入りさせて
上位までいって、実績を上げて、、、

とか思ってる、指導者がもしもいたとしたら、
で、ベンチ入りしない選手をほったらかしにする
指導者がいたとしたら、、、、

それは指導者ではないですね。
教師でも先生でもない。

この子達、ほとんどがベンチにすら入ってなかったり、
予選を早々に負けてたり、、、
そんな選手ばかりですが、、、
「みんな上手いですよー」

好きにサッカーを、、自由な思いでやらせたら
ほんと上手いです。。。

世の中には、そんなわがままで、自分をしっかりと
持った高校生がたくさんいるはずです。
それを、無理矢理方向転換させられている、、、

何もね、指導方法を全て変えろって
言うてるんじゃないんですよ。

そんな落ちてしまった選手を、
落ち込んだ後もずっとしっかりとケアしたか?
という話しなんです。

昔みたいにね、、、傷ついた後に自らが
「もう一回絶対這い上がってやる!」と自発的に
思う選手が今はあまりいないんです。
小学校時代から学校でそう教えられてないんです。
思いきり、落ち込んでも顔に出さない子は
たくさんいるんです。
そんな子達のことも、ちゃんと指導してあげてたら、
また大学でも楽しいサッカーをやってみようかな、、
って、、思えるはずなんです。
そんな気持ちを導いてあげれるのは、
指導者しかいません。

高校でサッカーが嫌いになってしまい
やめてしまう子の多さ、、、
少しでも減らせれたらいいですよね。
だって本来は、好きで始めたんだから、、、

今年はそんな課題解決を少し手助けできないかなーと
考えています。

厳しくても、辛い練習でも全然いいんですよ。
問題はそのあとのケアで、、、
そこを見てあげれる指導者がもう少し
いてくれてたら、、、
もっと活躍できる選手がいたかもしれません。。

色んな意見があるかと思いますが、
私はそう思っています。

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