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4630万円は芸人をやっていない僕なら返さなかっただろう。

どうも、センサールマンの山﨑仕事人(まとも)です🐈

本日の記事は「僕がお笑い芸人をやってなかったらヤバかったよね」みたいな、だいたいそんな感じの内容です。
有料記事は「僕が芸人になってなかったらたぶんこうなってただろう」という内容です。

お金を返すか返さないか

もう少し古い話題にはなりますが、コロナの給付金4630万円を誤って振り込まれた男性が返還を拒んでいます。
(今日になって返還の意思を伝えているそうですが)

このニュースを聞いて、もし自分だったらどうかな?と。
もし自分がこの男性を同じ状況に置かれたら…と考えました。

答えとしては、「返す」です。

まぁ普通です。
めちゃくちゃ当たり前の結論でした。
それ以外の可能性はゼロです。

ただ、これはあくまで「今の僕なら」なんですね。
もっと言えば「お笑い芸人をやっている僕なら」です。

その前提じゃなかった場合、返金を拒んでいる可能性は大いにあります。

芸人ブレーキ

皆様にどう思われているか分かりませんが、僕っていう人間はロクでもない奴なんですね。
(曲がりなりにも)まともに生活できているのが奇跡と言っても過言じゃありません。

そんな僕がどうして(一応)まともに生きていられるのかと言えば、それは「お笑い芸人だから」です。

普段から行動のひとつひとつに「お笑い芸人として~」という思考回路が付いて回ります。
そうすると、「これをやったら笑えない」というものに対してブレーキがかかるんですね。
今回の件で言えば、「4630万円を返さない芸人は笑えない」から返すということです。

失うものがない一般人だったら「そんなこと知ったこっちゃない!」ってなってたと思います。
もちろん一般人でもちゃんとした人なら失うものもあるわけですが、僕が一般人だったら失うものがあるほどまともな人間だったとは思えませんので。

もし芸人じゃなかったら…

正直「お笑い芸人だから」ブレーキには度々助けられていて、それがなければモラルとか知ったこっちゃない人間だった気がします。

今だとかなり高確立で炎上系YouTuberにでもなってたんじゃないでしょうか。
それもかなり激しめの。
「お金が稼げる」という物差し以上の価値観が僕に備わっていた自信がありません。

現在の僕は「モラルのなってない人間が大嫌い」な人なんですが、これはひょっとしたら根底では同族嫌悪なのかなぁなんて感じます。
極端にそっちを否定することで、ひとつ間違えばそっちに行ってしまい兼ねない自分に抗っているのかもしれません。

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