仲良しハラスメント

はい、どうも！しごにゃんこと、センサールマン山﨑仕事人です。
よろしくお願いします。

「みんなで仲良くしましょう」という考え方が嫌いです。
なんて恐ろしい思想なんでしょう。
「みんなで殺し合いをしてもらいます」とほとんど変わらないくらいの恐怖を覚えます。

仲良くする相手なんて選びたいじゃないですか。
人間同士なんて相性ってものがあって、どちらが悪いとかじゃなくても合わない人はいます。
声のボリューム、歩くスピード、食べ方、パーソナルスペース、価値観、等々どうしても苦手で好きになれない相手もいるわけです。
それなのに「みんなで仲良く」だなんて・・・。

何がしんどいって、お互いに苦手同士の場合はまだ良いんですが（公平という意味でね）、実際にはどちらかが一方的に苦手で不可避の被害者になるケースが多いんですよ。
言い方が正しいかどうかは分かりませんが、人には『静』タイプと『動』タイプがいて、ほとんどの場合『静』タイプが被害を受けます。
例えば、一人でいるのが好きな『静』は、みんなでワイワイしたい『動』に仲良くしようと誘われた時に嫌なわけです。
その相手が嫌いとかじゃなくて一人でいたいんです。
この「一人でいたい」を守るためには誘いを断らないといけないわけですが、でも断ると「付き合いが悪い」というレッテルを貼られます。
そして『動』は『静』を嫌うわけですが、この場合本当は『動』が“誘う”という先攻でそに対する後攻として『静』の“断る”だったにも関わらず、何故か『静』の“断る”が先攻で加害者のような扱いになることがしばしばです。
『動』の「みんなで仲良くしたい」というワガママ（あえてそう言いますが）は認められるのに、『静』の「一人でいたい」というワガママは認められません。
もちろん『動』に悪気はないんでしょうが（むしろ親切心でしょうが）、自分のワガママを貫きたいという意味ではどちらも同じはずなんですけどね。
程々の距離感で付き合っていればお互いに平和だったのに「みんな仲良く」という思想のせいで双方が不幸になるわけです。

だいたい、好きな人と関われる時間だって限られてるのに何で好きでもない人に時間を使わなきゃいけないんだっていうね。
こういうことを言うと、「好きじゃない人と関わることも大事」的なことを思う方もいるかもしれませんが、そんなもん生きていればどうしたって好きじゃない人と関わる場面はあるわけですからその時だけで十分です。
わざわざ自ら時間と労力を割いてまで好きじゃない人と関わるなんて時間の無駄でしかないでしょう。

「仲の良いふりをする技術くらいは身に付けてた方が何かと楽だよ」っていう主張ならばそれは分かります。
僕は苦手ですが。

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※以下、有料記事は「お笑いファンとかそういう界隈での人間関係もだいぶ大変だよね」です。