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ミネラルと有害重金属のチェックのすゝめ

必要な金属・有害な金属

必要な金属(ミネラル)

人間の生態維持には3大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物)と同時にビタミン&ミネラルが必要です。※炭水化物のうちの糖質は本来そこまでいらないですけど。

今回はミネラルの話を簡単に。

ミネラルはざっくりいうと「金属」です。代表的なのが「鉄」。鉄分とかのアレです。鉄分が少ないと貧血になるー、的なことは一般の方でもご存知かと思います。

そもそもなんで人間の体に金属が必要なの?って話は割愛しますが、生物学的な視点から見ると必要不可欠であることがわかります。地球に生物が最初に出てきた初期はほとんどの生物は鉄イオンで育ったことに由来します。調べると楽しいですよ。

で、ミネラルですが必要なものもあれば、健康を害するもの(有害重金属)もあります。なるべく身体に良いミネラルは豊富にして、有害なものは減らしたい。当然のことです。

今回は私自身の検査を一部紹介します。検査といっても手のひらで計測して3分でわかる機器を使いました。(これ、すごい!写真はないですが)

これまでは毛髪で検査ができましたが、これはあくまでこれまでの代謝の結果毛髪に出てきたものを測るもの。今回紹介したのは「今現在のミネラル・有害重金属の含有量」です。それゆえ、今から何をすべきかさらに明確になりました。

早速紹介します。まずはミネラル(いいやつ)から。

ミネラルの含有量

グラフの一部です。私の場合、マグネシウム(Mg)とケイ素(Si)が少ない。亜鉛(Zn)が過剰。

簡単に読み解くと、それなりに運動量の多い生活なのですがそうゆう方やアスリートはMgが不足しやすいです。代謝でバンバン使われるイメージ。
故に不足します。不足すると肌が乾燥しやすくなったり、筋肉が攣りやすくなったりします。(なのでランナーなどはこむら返り予防にMgが入ったジェルなどを飲むわけです)

乾燥肌は昔から気になっていたのでおそらくMgが慢性的に不足しやすいのだと思います。

そして、亜鉛(Zn)。これまでの検査や知識・経験から肝・腎系が弱くなりやすいと理解していたのであえてZnは多めにサプリで摂取していました。
そうしたら多すぎるとのこと(笑)。意外とそこまでなくても大丈夫そうです。

私の場合はマグネシウム(Mg)を日々多めに摂取する方が調子が良い

こんな感じで生活の指針ができます。
次に有害重金属について

不要な有害重金属

有害重金属で有名なのが水銀(Hg)。水俣病でご存知かと思います。

それだけ有害重金属の体内蓄積は大きな問題を人体に与えます。

厄介なことに一部の有害重金属は一度体内に滞ってしまうとどれだけデトックス(解毒)しても出ないものもあるそうです。その1つが「アルミニウム(Al)」

有害重金属の結果

私の場合、ばっちりアルミニウムが多い(残念)。
ただ、文献によれば私が足りていないマグネシウム(Mg)がこのアルミニウム(Al)排出を解毒・促進してくれるとのものもあります。

つまり、私の場合、不足しているMgをガツンと増やせば滞っているAlを減らすことができる可能性があります。

Mg(有用ミネラル)を増やすことでAl(有害重金属)を減らせられるかもしれないという希望

むしろMgの代謝や不足しやすいという体質はAlの蓄積しやすい体質とも言えるのではないかと思います。

有害重金属が貯まるとどうなるの?

例えば、私が溜めてしまっているアルミニウム(Al)だと

腎臓障害、肺疾患、骨軟化症、神経毒性などが生じる可能性があります。また、高濃度のアルミニウム暴露はアルツハイマー病の潜在的原因としても疑われています。

ambrosia HP 一部抜粋

とのことです。非常に困ります(わら)。

大抵の有害重金属は神経毒性が高いので神経を介した問題が多く見受けられます。水俣病=過度な水銀(Hg)の貯蓄、はほぼ脳(中枢神経系)へのダメージです。

なるべく入れずに出し続ける

対策

タイトル通りですが、なるべくアルミニウム(Al)を体内に入れずに出し続ければいいわけですよね。とてもシンプル。
ですが、完璧に遮断は社会的に難しいので例えばアルミ缶の飲み物を飲まない代わりに瓶入りの水を飲むだとか、缶詰製品を食することを減らすだとか、日常生活の中のBetter(最適)の選択を続けていくことが良いですね。
Best(最高)の選択なんていつもできるわけがないですから。Bestにこだわりすぎるとストレスホルモンがバンバン出るんで不健康です。(人間のややこしいところ)

Best(最高)を目指しつつBetter(最適)を選び続けること

人間のカラダは食べたものでできている(You are what you eat.)とオーガニック系の食品を扱う会社が言いそうなことですが、それだけでもないです。
食べる環境や人、食べることに対するストレス反応によっても変わります。

食だけが人間を作るわけではない

どれだけオーガニックな野菜だけ食べていてもタンパク質が不足すれば不調になりますし、イヤイヤ食べたり、一人寂しいと感じながら食べていたら良いものもよく働きません。気持ちも大事、という精神論もあながち間違っていないです。

「食べる」に対する無意識な心身の反応も大きく影響する

まとめ

最終的に精神論が出てきましたけど、人間のカラダはまだまだブラックボックス。よくわからないものです。
ですが、わかっている理論や研究を可能な限り駆使して生きていくことはとても大事。感覚に頼りすぎてもダメですし、理論で頭でっかちになるのもダメ。

自転車と同じで両輪スムーズに動くことで人生が健康に進んでいきます。
(自転車の例えが個人的に好きです。陰陽の関係みたいな)

そんな感じで気になる方は受けてみてはいかがでしょうかー。
よろしくどうぞ。

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