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薬店で手に入る漢方薬についてまとめてみた⑵ 麻黄湯
初めましての方もそうでない方もこんにちは。
やま施術院代表の山本と申します。
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前回の続きです。
※注意点に関しても前回の記事をお読みください。
麻黄湯
◯麻黄湯
日局キョウニン 2.5g
日局マオウ 2.5g
日局ケイヒ 2.0g
日局カンゾウ 0.75g
イメージ的には葛根湯よりも強めの風邪薬です。麻黄の英語名はEphedra Herbと言うのでエフェドリンが含まれていますのでスポーツのドーピング検査に引っかかります。葛根湯よりも麻黄の含有量が多いのでより陽性となりやすいので注意が必要です。
麻黄(マオウ)・桂皮(ケイヒ)・甘草(カンゾウ)に関しては前回の記事をお読みください。
◯杏仁(キョウニン)
バラ科アンズの種
止咳・平喘・去痰・通便の効能
杏仁(キョウニン)には苦杏仁と甜杏仁があり、漢方薬で使われる薬用の苦杏仁と苦味少なめの甜杏仁は杏仁豆腐(あんにんどうふ)に使われます。
・苦杏仁→薬用
・甜杏仁→杏仁豆腐
杏仁(キョウニン)は呼吸を補い流れを良くする効果があります。
それに加えて、麻黄(マオウ)と桂皮(ケイヒ)で『補陽』、甘草で『熱証』を抑える+毒性の緩和をすることで効果を高めています。
まとめ
風邪は消化器系の問題と呼吸器系の問題が多く出ますが、コントロールしやすいのが呼吸器なのでその機能を高めることで風邪(ふうじゃ)を体から追い出します。
葛根湯でも回復が遅ければ麻黄湯を試すのも良いかもしれません。
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やま施術院 山本将也
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