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人材不足に備える外注戦略

職の多様化が進んでいて、現場や工場での仕事、やりがいのない職場、誰がやってもできる仕事は人気がありません。
そしてその結果、自由に自分の好きなことで稼いでいこうというフリーランスのセミナーやコンサルタントが増えてきています。

そうなると、実際にフリーランスが増えて、これまで当たり前だった「就職して働く」という流れが消える可能性もあります。
少なくとも正社員になる人は減り、多くの企業が人材不足に悩まされるはずです。

そうなったときにアナタの会社は大丈夫ですか?
今回は人材不足に備えるリスクヘッジとしての外注戦略をお伝えします。


外注するときに考えるべきことはこの1つ


外注と聞くと面倒くさそうに思いますが、実際シンプルです。
そして、外注するときに考えるべきことはこの1つです。

「そのタスクは自社でやらないといけないのか」

これだけです。
シンプル過ぎてあまり考えない人も多いですが、今スタッフや部下がやっている業務は本当に自社内で完結させる必要があるのか考えるのは大事なことです。
データや書類の入力作業、映像制作やWEB制作などのクリエイティブ系の仕事、集客や広告の運用など、多くの企業は自社内で完結させるために人材を獲得して育成し、PDCAを回させています。

ただ、先ほどもお伝えしたように、これからの世の中フリーランスが増えてきます。
そうなると、クリエイティブ系の人間はフリーランスの方が稼げる傾向にあるので低い給料の正社員にはなり難いですし、雑務をするために正社員になる人もやりがいを求める面で減ってきます。
こうなってから人材が居ないと悩むのはリスク管理ができてないですよね。
だからこそ、まずは本当に今のタスクを自社内で完結する必要があるのかを考えてみてください。


外注のデメリット・メリット


実際にタスクを自社内で完結しなくても良いかもしれない。
そう思ったときにまずは外注をやってみれば良いのですが、デメリットとメリットを把握したうえでやってみましょう。
デメリットとしては、外注する人間がどの程度の業務をこなせるのかが分かりにくいこと、納期を守らない人も中にはいること、フリーランスが流行っているからこそ質の低い人がいることが挙げられます。
ただ、これらは普通の正社員でも同じようなことなので、数をこなせば改善されていきます。

次にメリットとしては社員を雇うよりも業務効率が上がります。
固定の給料も必要なく、フリーランスに委託する方がコストは下がります。
また、期限を決めるのと納品物のチェックだけで基本的に終了なので、時間的効率が良くなりますし、マネジメントの部分でのストレスも下がります。
そして基本的にフリーランスは依頼される作業の専門家なので、効率が良い場合が多いです。


実際に外注をする方法


外注のデメリット・メリットを把握したら、次は実際にやってみましょう。
フリーランスの流行に伴って色々とマッチングサービスが出てきていますので、3つだけ今回は紹介します。

「ココナラ」
これはCMも有名人を起用して、利用者も多いイメージのあるスキルシェアサービスになります。
価格が全体的に安いのが嬉しいところですが、一般の参加者が多くて専門性の低い人も多いので、高度な内容はやめておいた方が無難かもしれません。
まずはお試しでという場合はココナラをお勧めします。

「ランサーズ」
こちらは専門性が高くて、しっかりした人が集まっているイメージです。
ただ、その代わり単価は高いので外注に慣れてきてから利用するのがお勧めです。

「クラウドワークス」
これはココナラよりもレベルが高くて、ランサーズよりは単価が低いイメージです。
参加者もフリーランスに慣れている方なので、外注を初めてみようかなという人でココナラと併用して利用するのをお勧めします。

基本的にはこの3つだけ使っていれば大半のことは事足りてしまいます。
是非、アナタの抱えている全業務を分解していって、手離れと効率の良い外注戦略を取り入れてみてください。

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