Sketch Tokyo 2019に参加しました!
こんばんは
デザイナーをやっている やまけい (@YamaSato_japan) です。
先日30日に開催された Sketch Tokyo 2019 を自分なりに要約してみたので、来られなかった方の助けになれたら幸いです。
(使い方などの細かいテクニックは割愛しています)
オープニング
Sketchの Community Manager である パトリック・ヒル氏 からのメッセージ
Sketchのイベントを開いてくれたことへの感謝を述べていました
Sangyong Lee(イ・サンヨン)さん
Sketch韓国公式アンバサダー
韓国ではSketchが多く使っている
・FBグループ「Sketch App Korea」メンバー数は8000人
・韓国の スタートアップの80% が使っている
・LINE、サムスン、ロッテなどの大企業 も導入を検討している
PhotoshopでのUIデザインは減り、企業の規模に関わらず Sketch が使われている
思ったこと
・プレゼン資料をSketchで作るというツールへの愛の強さ!
=> Adobeのイベントで見たXDで作られたプレゼン資料を思い出しました
・韓国や中国にもいるアンバサダーが日本にはまだいない!
=> もっと布教せねば!という思いに駆られました
「デザイナーは知識を共有すべき」
最後に残したこの言葉が、"本人の姿勢" なのか "デザイナーのあるべき姿" を言ったのかわからなかったが、自分の心に強く響きました。
資料
資料は後日"無料で"公開されるそうです
(会場では「お金もらえる?」という発言で盛り上がりました)
Sketchの進化とGoogle製関連ツールの今
- 登壇者:山本 麻美さん
初期のSketchはプラグインが必須だったが、最近ではプラグインや関連ツールが必要なくなってきている
GoogleのSketchプラグイン「Material Theme Editor」
・マテリアルデザインのUIコンポーネントが揃っている
・色や形、フォントをまとめて変更可能
しかし、、、
Material Theme EditorではFont追加できなくなっていた
からの、、、
ResourceからMaterial Theme Editorが消えた
結論!!
Design kit for Sketch を使いこなしていこう
Google Galleryについても、共有機能は "Sketch Cloud" や "Zeplin" を使って行えば必要ない
思ったこと
共有の方法として "Gallery" を候補として挙げたことがあったが、"Sketch Cloud" で十分だということを認識できた
宣伝
登壇者の山本さんは、67WSにてデザインについての講座をやっているそうです
=> 近々Androidアプリ講座も開設するとか
ツールでチーム開発をハッピーに
登壇者:根本 大地さん
デザイナーがエンジニアと事業(ビジネス)の板挟みになる
・まずは課題の洗い出しを行う
- エンジニア:品質についての課題
- ビジネス:コストについて課題
・各工程とその間をツールを介して質の高いコミュニケーションを行なう必要があった
・Sketch と Abstract の導入
・AtomicDesignの考え方を採用し、共通言語を生み出した
- コンポーネントの粒度統一
- 命名規則の統一
・DesignGuideline を作成
- 品質のみならず意思疎通の制度を向上させた
どうなった?
・品質が向上した
・コストの納得感が向上した
思ったこと
・ビジネスやエンジニアとのコミュニケーションをいかに上手く行うかまで考えることが大事!
=> 見た目を作るだけではないと再認識
・年内リアルタイム共同編集ができるかも!?
=> Adobe MAX前後が楽しみ
Sketch力を鍛えよう! 作業をスムーズに進めるために知っておくと便利なTips
登壇者:窪木 博士さん
・電子書籍「Sketchの基本」著者
・Sketchの"メニュー項目の意訳"(PDF)を行なった
登壇された窪木さんが資料と補足をまとめた記事を公開されています
「困ったら公式ドキュメントを見よう」
思ったこと
・実は知らなかった基本的な操作がありました・・・
=> 公式ドキュメントを見返します!
Why Sketch
登壇者:貫井 伸隆さん
登壇資料が公開されています
UIデザインは秩序
・Human Interface Guidelines
=> AppleMusic、メール、連絡先
どれか使えると全部使える!!
・秩序とは
- 左カラムからの展開
- 上バーでウィンドウにアクションできる
Sketchも左で選択して真ん中で選んで右に詳細
=> Keynote、Xcodeも同じ
=> ICリーダー(アプリ)はそれに沿って作ったので、純正アプリ だと思われた
「どこをデザインしたんですか?という言葉が嬉しい」
=> プラットフォームに則って、定義しないでできるものなら意識して行うべき
Mac使っているならSketchを使おう
最後に
Sketchのイベントに参加し、改めてSketchの良さ、そしてデザイナーとしての考え方を学ぶことができました。
今回は1人での参加で、メモをするのに必死で、文章もご覧の通り、所々「ちゃんと聞いてたか?」という状態かもしれません。
身の回りにSketchを使う仲間を増やして次回に望みたいです!
イベントを主催してくださった方々、そしてSketchユーザの皆様!貴重な機会、貴重な意見をありがとうございました!