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左手人差し指を(極力)使わない演奏配信(2024年5月9日)の振り返り

犬に手を噛まれてしまった
主に左手の人差し指を

昨日2024年5月9日は木曜日
毎週やっている定例生弾き語り配信の日だった

月曜日に噛まれて

昨日の時点では
医療施設用の傷パワーパッドを貼った
傷のあたりに液体が溜まって
ミクロの俺が治してる(イメージ)感じ

何度も言っているが来週はバンド録音
最初に録るのはドラムとベースだが
ガイドにするための仮の歌とギターは
合わせて弾く可能性もあるから
人差し指は温存して治したい

配信は休みたくないが
人差し指を温存できないか

それを実現する方法を考えた
真っ先に浮かんだのは

曲のカラオケファイルを用意して
それに合わせて歌う

という方法だった

よさそうじゃないか
確かに元々はパソコンで打ち込みで作って
それを聴きながらギターで音を探して
セルフコピーして弾き語りにしている曲が
ほとんどなのだし

しかし二時間
いい歳の男がカラオケをしてる姿
事情をわかってくれている方はいいが
初見の方は手持ち無沙汰な俺を
どんな気持ちで見るだろう
見て!見ないで!
終わったー? 見て〜!


それに ひとつ一つの曲の
打ち込みデータを開いて
調節して用意するには
あまりに時間がかかりすぎる

却下だった

何か方策はないか
逆立ちして考え

ひらめいた!!

お友達の湯〜イチ君が開発した
インスタコードはどうだろう

ボタンひとつでコードが鳴らせて
誰でも弾ける電子楽器
弦を押さえるのに比べると
負担は少なそうだし
コードの表現もかなり繊細にできる!

湯〜イチ君

こいつを懐かしのRolandJV-2080と
MIDIケーブルで繋いだら素敵やん!

試した

左手が担当するコード選択のボタン
左手の人差し指が
かなり大活躍する配置

コードを数字に置き換えて
左手で数字のボタンを押しながら
右手でかき鳴らすという

普通の方々にとってはかなり
楽ちんな演奏方法が
今の俺には仇になった

しかも慣れてない俺は
つい人差し指を使おうとしてしまう
封印すると
演奏できる気がしない

さらに致命的なことが一つあった

普段演奏しているときの俺は
自分が何のコードを押さえているか
実はけっこう分かってないのだ

手の形で覚えていて
名前を知らない和音がたくさんあり
わからんものは数字にもできなかった

配信は無理か

昔はステージでも
度々弾いていたピアノは論外だよな

ピアノは指を巧みに動かして
軽やかにたまに力強く
弾かなければならない

無理に決まっている

待て 俺
軽やかに弾いたことあったか?

ないんだった

さらにピアノは
左側には低い音
右側には当然高い音が配置されており
左手はベース音を担当
そもそも右手に比べて左手は
動きが少ない

さらには俺の実力で
最低限の伴奏をするとなると
使うのは親指と小指がほとんど
人差し指はほぼお休みなのだ
ありがとう 巧みに弾けない俺
ありがとう 素朴な味わいの俺の実力よ

そこから 何曲か試してみる
途中途中に
押さえ方がわからないところが出てくる

ピアノで 「押さえ方」と言ってる時点で
すでに様子がおかしいことを察する方もあろう
そう 俺にとってピアノとは
音が鳴るボタン(キー)を

押す

装置なのだ

結果がこれである
よろしければ見て欲しい

この配信が終わって
翌日の朝までに
チャンネル登録者数が4人減った

最近のわしらの配信では多めの
40名が見てくれた上での
4人減少

そうかそうか
そう来たか

世界と俺は
こんなにもズレているのか

それでも俺は世界と出逢わなければならない
いや 出逢いたい

いよいよ明日から東京チームの
山作戰で録音だ

この四苦八苦の成果は出るのか
音源のアコギが高らかに響いてたら
「あいつやりやがったな」
と少し祝ってほしい

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