私が好き

図書館で「私が好き」というタイトルの文庫本に目がとまった。
一見ナルシストともとれる、気恥ずかしさもあるこの言葉に
シンプルながらも生きてく上での本質的なメッセージを感じ、思わず手にとった。

「私が好き」と言える人ってどのくらいいるんでしょう。

日々暮らしていく中でいろいろなことを思ったり感じたりして
取捨選択をくり返し（それは物であったり、人付き合いであったり、思考であったり）
そうやって人格は形成されている。
私たちって、本当に毎日たくさんのことを考えている。
それなのに毎日の思考プロセスは無意識の中でどんどん流れていって
そのときそのときの感じたことはどこかに行ってしまって思い出すことすらしない。

「私が好き」と言える人は
自分のことをよく分かっている人だと思う。

内省に内省を重ねて、内へ内へ、第一次感情のさらにその奥の感情まで
旅するような気持ちでおのれを知ることは素敵なことなんじゃないだろうか。

そこで初めて
自分はどう思ったのか、何に気持ちが揺れるのか、分かって「私が好き」と言えるのではないかなと。

そういう人になりたいもんだと思い
noteを始めてみました。

くだらないことばかり考えてるけど
それをnoteに書くことで
私が私を知れたり
読んでくれた人が私について
知ってくれたら嬉しいなとおもいます。