菅野志桜里

菅野志桜里(かんの・しおり)の公式noteです。「自由と民主主義と法の支配」を、この日本に、自分たちの力でしっかり根付かせるために。☆お問い合わせやご連絡は、当面、こちらのフォームよりお願いします→https://ihp.tokyo/

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    議員卒業のメッセージ。

    衆議院が解散されました。議員卒業です! たくさん伝えたいことはありますがそれは今後に譲り、今日この場からは感謝を伝えさせてください。 まずは、「有権者」に限られない「すべて」の皆さん。ありがとうございました。 選挙区の代表者というより、全国民の代表者であることにこだわってきました。選挙のための地元回りの時間を、国会での仕事にあてて、政治家としての本業を任期一杯全うする。そのスタイルを受けとめてくれた愛知7区の方々にも、心から感謝しています。 また、待機児童問題はじめ、憲

      • 憲法に書くべき緊急事態条項の3つのルール 【バランスのとれた緊急事態条項で前向きな憲法議論をPART2】

        PART1のおさらいPART1では、緊急事態の基本的なルールは憲法で決めた方がよいと考える理由。これを、次のように書きました。 約2年にわたるコロナ禍を通じて、私たちは苦しい経験をいっぱいしました。 子どもが学校に通えなかったり、お店の経営がとても苦しくなったり、病気の治療や手術が先送りになったり。 国や自治体からたくさんの制約を受けたけれど、いまだに、科学的な根拠や法律的な裏付けや経済的な支援が十分だとは感じられない・・・ だったら、国民として必ずしも納得できないという

        • なぜ、緊急事態条項はわざわざ憲法に書いた方がいいの? 【バランスのとれた緊急事態条項で前向きな憲法議論を! PART 1】

          自民党の茂木敏光幹事長が、憲法議論に関して、緊急事態条項創設を優先すべきと話したとのこと。 そのこと自体には、私は賛成です。 緊急事態条項が危険なのではなく、むしろ憲法にまともな緊急事態条項がないことが危険だ、と考えています。 ただし、政府の権限強化だけを強調する旧来型の議論は卒業してほしい。むしろ、平時より政府権限を強化せざるをえないからこそ、国会や裁判所のチェック権限も強化するというバランスのとれた議論へと展開させてほしいと思います。 振り返れば、これまで緊急事態条

          • 皆さまへのメッセージ。

            国会が閉会しました。 コロナ禍こそ、法律を作ったり、行政をチェックしたりするために、国会を開いておかなければいけないのに、延長が認められなかったのは残念なことです。 なんとか閉会中でも、国会議員である以上は、工夫をして、やるべき仕事をしっかりやっていきたいと思っています。 ただ、私には政治家とは別の立場で新しくスタートしたいことがあります。 そこで、今回の任期を政治家としての一区切りとしたいと思います。 2009年に国会議員となって12年、現職としては10年務めたことに

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          • 憲法調査会アーカイブ
            菅野志桜里

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            中曽根元総理を偲びながら、山尾志桜里が語ったこと。

            本日、『令和3年度 中曽根康弘会長を偲び、新しい憲法を制定する推進大会』にお招きいただき、国民民主党憲法調査会長としてスピーチをしてきました。スピーチ全文をここにnoteします。 動画はこちらから↓ スピーチ全文国民民主党憲法調査会長の山尾志桜里です。 今日は、推進大会へのお招きありがとうございます。 先日、いま司会をされている柳本卓治先生からこの本をいただきました。 中曽根康弘元総理の言葉とその本質的な物事の捉え方を、柳本先生ご自身がまとめられた御本です。 せっかく

            憲法記念日に、今、伝えたい事

            憲法記念日の今日、午前中のNHK特集ではコメントを、そして午後には2つの集会に参加してきました。憲法の機能不全を実感する憲法記念日に、今、伝えたい事を改めてnoteします。 憲法記念日に憲法の機能不全を実感コロナ禍が続くなか、憲法の機能不全を実感する憲法記念日となりました。 現在進行形で法の根拠があいまいな人権制約が続く今だからこそ、コロナと憲法の課題を洗い出す作業はとても大切です。その上で、平時といえる程度に落ち着いたら憲法の緊急事態条項の新設について具体的な検討を進めな

            コロナ禍の憲法 3つの提案

            緊急事態には人権保障がもろくなる。  実際このコロナ禍で、政党や政治家から聞こえてくるのは、「緊急事態宣言出せ」「もっと早く出せ」の声ばかり。その宣言によって、いかに法の支配が掘り崩され、人権保障が空洞化しているか、そのことについての懸念の声は限りなく小さい。 そこで、今日の憲法審査会では、「コロナ禍の憲法」について問題提起しました。 以下は、自由討議のために準備したメモです。 このメモをもとにした実際の発言については、次の動画の冒頭5分を見て頂ければ幸いです。 ●コ

            入管法改正5つのポイント(代表質問全文と法務大臣の回答)

            2021年4月16日の本会議における国民民主党・山尾志桜里の代表質問とそれに対する上川法務大臣の答弁です。 代表質問全文国民民主党の山尾志桜里です。 国民民主党・無所属会派を代表して、出入国管理及び難民認定法等改正案について質問します。 1.収容長期化の要因を的確に把握し率直に説明せよ 収容の長期化を解決すべきという目的には賛成です。ただ、その原因を「外国人による送還忌避」に矮小化することには異議があります。  入管側の難民認定消極主義そして認定待ちなどの間の全件収容主義

            附帯決議はラブレター

             今日2月1日、内閣委員会で特措法・感染症法改正案の対政府質疑が始まりました。私は11時30分から12時まで30分間の質疑に立ち、会館に戻って今、このnoteを書いています。  今回の改正案審議にはプロセスと中身、どちらにも重大な欠陥があるので指摘しておきたいと思います。 【自民と立憲の修正協議では、大事な問題が解決していない】 感染症の拡大を防止するために、時短命令や休業命令で人々の生業を奪い、休校要請で子どもの学習機会を奪い、外出自粛要請で人々の交流の機会を奪う。「生命

            コロナ対策「緊急」支援から「持続」支援の視点を持とう~入院待機状態を解消するために~

             いわゆる「入院・療養調整中」と言われるコロナ感染者が急増し、1月17日時点で7727人にのぼっています。とりわけ、入院すべきなのに入院先がないという状況は深刻で、現に自宅待機の軽症者が死亡した事案も出ています。    コロナ対応のための医療提供体制を改善し、入院待機状態を解消する必要があります。できるところから解決するスピード感も大切ですし、より根本的な改善も必要でしょう。  ここを改善すれば、1人でも多くの感染者に対応できるようになるのではないか。 今日はコロナ入院対応補

            【政府のコロナ特措法改正案にみる5つの大問題を速報します】

             今日、政府から特措法改正案&感染症法改正案についてヒアリングしました。報道ベースで感じていた漠然とした不安が、明確な問題点として浮かび上がったので、ここにnoteします。❶~❸は特措法、❹~❺は感染症法の論点です。 ❶【予防的措置という「ミニ緊急事態宣言」により罰則付きで行動が制約される件】 政府はいま、「予防的措置」という新しい仕組みを検討しています。緊急事態宣言まで出さずとも、国民の行動や生活を制約したり禁止したりできる仕組みです。いわば平時と緊急時の中間に「ミニ緊急

            意味ある「緊急事態宣言」にするために

            ①国会を前倒しして、「2月上旬より早く」速やかに特措法を改正すること 自民党と立憲民主党の国対委員長間で「2月上旬に特措法改正で合意」したらしいけれど、明後日にも緊急事態宣言が発出されると言われるなか、なぜ2月上旬なのでしょう?緊急事態宣言中にその根拠法を改正し、要件や効果を変えて、どうやって法的安定性を保つつもりなのでしょう?そうしたことを国対委員長間でどのように話しあったのでしょうか。  少なくとも国民民主党では、野党共同提案と別に国民民主党独自の法改正案も提出済ですし

            第2回憲法調査会アーカイブ「国を創る憲法を創る新憲法草案」

            「参加・対話・公開」がテーマの本調査会。ボリューム満点のアーカイブ記事ですが、ぜひ最後までお読みいただき一緒に学べると嬉しいです。 アーカイブ映像及び当日配布資料は↓こちらからご覧いただけます。 ☆冒頭挨拶・山尾憲法調査会会長(山尾)  今日は国民民主党の第2回の憲法調査会をまた引き続きフルオープンで設定をさせていただいています。本日は加藤秀治郎先生に起こしをいただきました。先生どうもありがとうございます。よろしくお願いします。それではまずあの玉木代表の方から今日に向けた

            「価値を守るための」憲法改正論議へ

            本日、憲政記念館で行われた「国会に憲法改正論議を求める!国民集会」において国民民主党を代表して挨拶をさせていただきました。 憲法は本来、国民を「対話と統合」に導くべきもののはず。まずは、政党や政治家が自ら、与党対野党、あるいは保守対リベラルといった二項対立から卒業し、改めて「この国のかたち(Constitution)」を議論する必要があります。 ご覧いただければ幸いです! <ご挨拶>  こんにちは。国民民主党の山尾志桜里です。今日一緒に参加している榛葉賀津也幹事長より

            【国民投票法採決への賛成・反対を考える人に知っておいて欲しいこと】

            【まずは憲法審査会の現状を知ろう】  いま憲法審査会では、憲法改正の国民投票について、一般の選挙と同じように投票を便利にするための7つの改正項目が審議されています。たとえば、駅やショッピングモールに投票所を置けるようにしたり、海上で働く人たちも投票権を行使しやすくしたり、投票権のない子どもも大人と一緒に投票所に入れるようにするなどの改正です。  11月26日(木)の審査会では、この7つの改正項目について、提案者に質疑をするという手続きに入りました。  そこで、次回12月3日(

            山尾志桜里の憲法審査会日記

            今日の憲法審査会でこんな話をしました。  木曜日といえば憲法審査会。 この国会2回目の審査会は、「憲法と国民投票法に関する自由討議」(1時間)と「国民投票法の質疑」(20分)でした。 最近の自由討議でいいなと思うのは、 ①一方的な意見発表ではなく、双方向のキャッチボールにしていこう ②そのためには、当日の論点をもっと絞り込もう ③幹事会や小委員会を利用して、具体的な議論をしていこう というように、議論を深めるための手法について、問題提起がなされたり、課題を共有できるよ