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神経と筋肉の繋ぎ目を良くする過ごし方によって、免疫力アップ!

遠足や運動会の後に風邪をひいたり、たまにやった運動の後に、体調を崩された経験ある方もおられるかと思います。マラソンのような長時間運動をすると免疫機能が低下し、72時間後まで風邪など引きやすくなります。運動後に免疫機能低下するオープンウインドー仮説は、レース前の練習量に見合わない内容でレースを走ったりすることで感染リスクが高くなったり、一過性の強い運動の後には、上気道感染への感染率が上がるなど、体調を崩すことを指します。

免疫は、細菌やウイルスから、身体を守ってくれる防御システムのことです。身体の中に細菌やウイルスなどの自分でないものが入ってくると、その抗原に対して、すぐに対抗する抗体をつくり、攻撃します。このように、身体が自然に反応する最初の免疫を自然免疫といいます。同じ種類の抗原が、二度目に体内に侵入してくると、すでに記憶されている免疫が、すぐに反応します。これを獲得免疫といいます。これらの自然免疫と獲得免疫の働きをするのが、さまざまな免疫細胞です。免疫細胞は、体内を移動し、抗原を処理しながら、身体を健康な状態に保ってくれています。

自然免疫は、貪食細胞である好中球やマクロファージ、情報役の樹状細胞、ウイルスに感染した細胞を攻撃し、破壊するNK細胞たちです。相手を記憶しておくことはできません。 獲得免疫は、T細胞とB細胞です。どんな相手にでもほぼ対応できますが、少し時間がかかります。自然免疫と違って、相手を記憶することができるので、2回目に出会うと、効果的に相手を攻撃できます。これを特異性といいます。 

心臓から全身に送り出された血液の一部は、毛細血管の壁にあいた目に見えない小さなすき間から染み出し、細胞と細胞の間を満たす組織液になります。組織液は血漿やリンパ球でできていて、この組織液がリンパ管に取りこまれたものをリンパ液といいます。リンパ管はリンパ液を再び全身をめぐる血液の流れに戻す働きをしています。

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