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#35_松山のイベント_2021年公開映画『Songs For My Son』制作日誌

『Songs For My Son』制作日誌 vol.35
2021年4月10日 投稿者:プロデューサー・周山祐未

こんばんは。周山です。

つい一ヶ月前くらいに、武井さんという方と仲良くなりました。武井さんは肩の力が抜けまくりな不思議な方で、人と人を繋ぐことが長けている人です。今回の制作日誌では彼に誘われて一緒に愛媛県松山市で4月に開催した〔揺れるノアート〕というイベントで感じたことをツラツラと書きたいと思います。

武井さんは、6年ほど前から松山にて浮雲書店という古本屋さんを営まれている方です。私は、2月28日に今治ホホホ座にて開催された〔余暇〕という不思議なイベントで彼に出会いました。〔余暇〕は、古道具屋のonsaさん、古本屋の浮雲書店さん、雑貨屋のうお駒さんの3人の店主が企画した、フードあり、音楽あり、写真あり、野菜販売ありとその他諸々盛りだくさんの、あたたかいイベントでした。私は、2月から「ART SANPO」をonsaさんにて始めたこともあって、onsaさんに誘われて、このイベントの会場である今治ホホホ座に、キンマキさん、永畑さん、佐塚さんの作品を展示したことがきっかけでした。

その際に武井さんとは、「ART SANPO」を始めるに至った理由や、私が現代アートが好きになった理由、お財布と相談しながら時折作品を購入している話などをしました。「身近にアートがある暮らし」を提案したいと熱弁する私に、「身近にアートがあるってどんな感じなんですかね。アートって必要ですかね」とか、率直に疑問をぶつけてくる感じで、その日は打ち上げのコーヒーを喫茶店で飲んでからサヨナラしました。

それから2週間くらいした頃、武井さんから電話を頂き、松山にいるアートに関わっている4名の方と周山の計5名をゲストに、それぞれがコレクションしているアート作品を展示するコレクション展と、アートについて語るトークイベントを開催したいとの相談を受けました。その相談から3週間後の、4月3、4日に開催した〔揺れるノアート〕では、濃厚な2日間を過ごすことができました。イベントの構成として、浮雲書店さんの店内を使って、12時から19時は展示、17時半から19時まで、アートについてとやかく話すトークの場を持ちました。

トークの詳細は割愛しますが、武井さんがこれまでずっと感じていたアートに関する疑問点を軸に、みんなで話し合うスタイルを取りました。また、話し合っている内容は模造紙に書き撮り、2日間の議論の集積を視覚的に残しました。来場者は、書店の常連さんやアートに関心がある人、学生やフラっと参加して下さった方などで、皆で意見を出し合う空気感が醸成されていたのが印象的でした。正直、2日間だけでは武井さんの問いの解を導き出すことはできませんでしたが、解のないことを皆で話し合う場が久しぶりだったのですが、とても楽しい時間でした。

話は少し逸れますが、この前福岡の小倉にある「Operation Table」にて出会った方に、福岡のアートスペースをいくつか教えてもらいました。(ギャラリーSOAP、CCA北九州、art space tetraなど)また、愛媛のご近所の広島には「オルタナティブスペースコア」、「Gallery G」、「Hirose Collection」などアートに触れるスペースが幾つかありますが、愛媛にそういった場所が思い浮かびません。ただ、最近少しづつですが、愛媛でもアートに関心がある人と有機的に繋がりができいるように感じます。結論はないですが、今日はこんな感じです。

いつも、ありがとうございます。

では、では!

(周山)

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山奥プロダクション 
Songs for My Son 制作実行委員会

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