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やまののパトロンズ

俳優の山野靖博です! お役立ち情報やどこでも聞けないマル秘話は書いてありません。 日々僕が考えていることのなかで、 少し発展的なことや、まだ結論に至らないこと、 あるいはもう少…
僕の「たいせつな人」たちと共有したいような事柄を書いていきます。月に4〜6本ほどの更新です。舞台や…
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2023年8月の記事一覧

常識と可能性

常識と可能性

こんにちは!山野です!

とても当たり前のことなんですが、僕らの前には「可能性」はいつでも開かれているんですよね。

もちろん、その人の生活が社会のどの階層に属するかによっては「いやいや、そんなことないから!」という状況もあります。

たとえば僕が急に「ドイツの森の中の古城を買いたい」と思っても、それってほぼ不可能というか。あるいは「アメリカ大統領になりたい」と思ってもかなり実現の可能性は低いです

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文学と身体。

文学と身体。

こんにちは!山野です!

演劇人の端くれとして、目の前にある戯曲や台本をどう読み解くかというのは永遠の課題というか、僕としても職業的宿命として日々取り組んでいる最中であります。

演劇人という言い方は少し気恥ずかしいので、職業俳優ぐらいがちょうどいいかなーとも思いますが、いずれにせよ「演劇」というものが自分の人生における重要な支柱のひとつというのは間違いないです。

東西さまざまな指南書で「演劇の

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正解、は、ない……?

正解、は、ない……?

こんにちは!山野です!

いま僕は日本初演のミュージカルの稽古に参加しています。初演なので舞台上でどのように動くのか、どんな踊りなのかといったことはみんなでゼロから作っていくんですね。

この作業が僕は大好きで、本当に毎日楽しみながら一瞬一瞬を過ごしています。

ところで、ミュージカルに限らず芸術の分野ではさいきん「正解はないんだから!」というようなフレーズがずいぶんと市民権を得てきたなと感じます

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