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カゴは、形2種類と編み方2種類の組み合わせで、ほぼ作れる♪

かごには様々な形がありますね。でも私が今まで編んできたカゴを、良く見てみると、カゴの形と、カゴの編み方は2種類にほぼ分けられるのかなと思います。

まず、カゴの形の2種類は、
丸形(曲線タイプ)と、四角形(直線タイプ)
そして、編み方の2種類は、
交差タイプと、かがるタイプです。

後は、だいたいこの2種類から、派生したバリエイションです。
厳密に言うともっといろいろあるのかもしれませんが、
家で日常使うようなものなら、ほとんどこの範囲で十分だと思います。

それでは具体的に見ていきましょう。まずはカゴの形から。

カゴの形(2種類)

1、丸形(曲線タイプ)
下の画像のように、丸形のカゴにも、それぞれ特徴があって、まるで違うように見えますが、全て縦芯(フレームのような役割)を曲げて作る、丸いカゴに当たります。

丸形


2、四角形(直線タイプ)
四角形のタイプは、縦芯・編み心共に真っ直ぐで、ほとんど曲がっていません。画像の一番上の箱型のカゴ(D)に至っては、編み芯が縦芯のような役割をも担いながら、全てが真っ直ぐです。

四角形

カゴの編み方(2種類)

1、交差
機織りのように材を互い違いにして、上下上下と交差させていきます。

画像1

フレームの形が決まったら、この交差タイプで、その骨組みを互い違いに編んでいくと、途端にしっかりと固定していきます。画像のカゴ(B)のトレイも、複雑そうに見えますが、このタイプです。このトレイは乱れ編みと言います。適当に乱れながら、互い違いに交差して編んでいきますが、どんどん形が決まって行き、まるで魔法のようです。そんなこと言われても聞いただけでは「は?」という感じですよね。乱れ編みも紹介していきますので、ぜひ挑戦して実感してみてください。

2、かがる
草の茎等を適当な太さに束ねて(1本が太いものは、それをひとまとめにして)、形を取りながらかがっていきます。カゴ編み用語では、コイリングと言います。

画像2

実は私、コイリングで作品を作ったことがまだありません。なので写真もありませんし、今はまだあまり詳しく書けないのですが、今年はぜひ挑戦して記事にしたいと思います。

それでは、この2種類の組み合わせで、これから色々なカゴを編んで、ブログでその作り方を紹介していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

余談ですが・・・

昨日いつも私が落枝を拾いに行っている、公園の柳に近づいて行った時、ふと違和感を覚えました。何だろう?この空虚な感じ?

とその1秒後、全てを理解しました。
「わー柳の木が無くなってるーーーー!!それも1本全部!」
そうです。あの1月に紹介した私の大好きな2本の柳うちの1本が、まるまる無くなっていたのです。

材料費0円で、おしゃれなかごを編む2「柳の落枝でカゴ編み」②材料採取

もう夕方だったので暗いのですが、お分かりでしょうか。手前の方にある切り株が、あの時紹介した柳です。

もしかしら、近いうちにもう1本も切られてしまうのでしょうか。

柳202102

この切り株の以前のお姿がこちらです(´・ω・`)

画像4

さっそく市の緑と清流課に問合せたところ、この柳は、木の幹が空洞になっており、倒木の恐れがあるので、安全を考慮して伐採したとのこと。

画像5


なるほど確かの空洞になっていますね。

画像6

これは根本のところです。

昔はこのようなウロが大きくなっていって、中に小動物が住んだり、ミツバチが巣を作ったりしたのでしょうね。

と言うわけで、何ともないもう一本の柳の方は、切ることはないそうなので、ひとまずは安心しました。でも切られてしまった柳は正直残念です。事情があるので仕方ないですが。

柳さんバイバイ(╥_╥)。できればまた生えてきてね♡








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