山の小リス

自然・エコロジーに関心のある、元図書館パート勤務主婦です。日々の暮らしが、環境を改善し…

山の小リス

自然・エコロジーに関心のある、元図書館パート勤務主婦です。日々の暮らしが、環境を改善していくことに繋がっていけたらと思い、「自然素材で作るかご編み」を始めました。1haの土地を持ち、そこに循環型生態空間を作って住むのが夢です。

最近の記事

材料費0円で、灯りを作ってみました🌿クラフト作家 長野修平さんの「コウゾの枝のランプカバー」を参考に

先月の話になりますが💦 9月中旬を過ぎると、庭は一気に雑草が繁茂し始めます。少し暑さがおさまってきたこの時期は、草刈りをする絶好のタイミングですが、その前に注意深く庭を見回すと、かご編みに使える貴重な素材がたくさんあることに気づきます。今回は、その中でも「コウゾ」を使った作品作りに挑戦しました。さて、庭にはどんな植物があるのか、少し紹介してみます。どれもいろいろなところに良く生えてくる草です。 庭で採取した素材たち <数珠スゲ> 用途:縄ない 二百十日を過ぎてから、引っ張

    • 自作樹皮ひごでかご作り🧺+さまざまな材の紹介🌿10月のかご編みワークショプのご報告 

      ここ青梅賢治の農楽校では、4月を除き、毎月第一日曜日にかご編みワークショップを開催しています。10月は、9月に作ったひごを使い、いよいよかごを組む工程に入りました。 ひごの編み組み まずは前回のワークショップを思い出しながら、ひごをそれぞれの好みに合わせて調整。その後、編み組みに進みました。スタートは一緒でも、作業の進め方やペースは参加者さんそれぞれ。次の段階に進む際は、個別にサポートを行っています。 年の参加者さんたちは特に、制作過程そのものを楽しみながら、ゆっくりと

      • 夜になると色が変わる小さな花🌿アレチヌスビトハギ

        いつだったか、いつも通っている青梅の山で、ふと可愛らしい花が咲いているのが目に止まりました。ピンク色の小さな花びらがとても愛らしい花です。しばらく見ていると、葉っぱと茎は青梅の神社で良く目にしていた植物だと気づきました。ある日、なんと家の裏庭にもその花が咲き始めましたのです。おそらく自分で山から種をつけてきたのだと思います。それが今年も咲いていたので、少し摘んで玄関に飾ってみることにしました。 昼間の明るい時間帯、玄関に飾った花はやはり鮮やかなピンク色。玄関が一気に華やいだ

        • 秋の庭の山椒で、赤山椒粉作り♪

          今年も、庭の山椒の青い実をたくさん採り、さっと塩茹でしてから冷凍保存しておきました。毎年青山椒を冷凍し、その豊かな香りを一年中楽しんでいるのですが、今年は夏にまさかのアクシデントが発生!冷蔵庫が壊れてしまい、家に来るまでに2週間かかるというのです。せっかく保存していた青山椒も台無しに…。残念でしたが、やっぱり保存方法は一つに頼らない方がいいと実感しました。 実は、冷凍保存以外にも青山椒を乾燥させて、粉山椒も作っていたんです。これが大成功!乾燥させて粉にした山椒は、何にでも使

        材料費0円で、灯りを作ってみました🌿クラフト作家 長野修平さんの「コウゾの枝のランプカバー」を参考に

        マガジン

        • かご編み
          55本
        • 趣味のぬり絵マガジン
          6本
        • 🍃風の時代、大人におすすめ✨の高学年向け児童書選
          6本

        記事

          樹皮でひご作り+ブルキナ編み🌿9月のかご編みワークショプのご報告 

          ここ青梅賢治の農楽校では、年度初めの4月を除き、毎月第一日曜日にかご編みワークショップを行っています。毎年9月は、7月に伐採した杉と檜の皮を使ったひご作りです。これは10月制作のかごの材になります。 この日は台風10号が接近しており、交通機関の運休などの影響で欠席をよぎなくされた方もおられましたが、ほとんどの方が出席されて驚きました。みなさん、すごい! そして今日は合宿でやるはずだったブルキナ編みもありました。今年の合宿は、講師の美和子さんが体調不良のため参加できず、その

          樹皮でひご作り+ブルキナ編み🌿9月のかご編みワークショプのご報告 

          東京文化財研究所公開シンポジウム🌲森と支える「知恵とわざ」-無形文化遺産の未来のために-に行ってきました🌿

          かご編み仲間が、「おもしろそうなシンポジウムの情報があったので、お知らせします」と7月の始めに共有してくれたのが、これでした。チラシにはこう書かれていました。 ” 伝統的な無形文化遺産は自然素材とその加工技術に支えられていますが、近年、里山の荒廃や食害により素材の確保が難しくなり、その継承が危機に直面しています。このシンポジウムでは、こうした課題を広く共有し、森と共に育んできた知恵や技の実態を広く知っていただき、現状理解や問題意識の共有を目的としています。” ←要約 ht

          東京文化財研究所公開シンポジウム🌲森と支える「知恵とわざ」-無形文化遺産の未来のために-に行ってきました🌿

          自作の縄ないや、自分で採取した野草を編み込んで-丸かご編み🌿8月のかご編みワークショップのご報告

          ここ青梅賢治の農楽校では、年度初めの4月を除いて、毎月第一日曜日にかご編みワークショップを行っています。今月は8月4日に行われました。 夏真っ盛りの8月のワークショップ!山の中は涼しいとは言え、ここまで来るには、街中を歩き電車に乗りとそれぞれみなさん、苦難を乗り越えてこなければなりません。にもかかわらず、1年目の方は全員、2年目以上の人も9割以上の参加の総勢20名となりました。さすがです。 朝の会で、自己作品の紹介 毎回朝の会の時に、前回のワークショップから今回のワーク

          自作の縄ないや、自分で採取した野草を編み込んで-丸かご編み🌿8月のかご編みワークショップのご報告

          皮剥き間伐で入手した樹皮を煮て、かご編み素材にする。7月のかご編みワークショップのご報告 part2

          前回の続き 7月のかご編みワークショップで得た樹皮は、本来なら当日煮ます。雨季に当たるこの時期は、肌寒いときもあり、樹皮を煮るのが全く苦にならない年もありました。 しかしここ数年は猛暑が続き、今年も例外ではなかったため、6日後の土曜日に行うことにしました。天気予報と有志(3人)の都合を見計らい設定したこの日の温度は、ワークショップ当日より5度も低い32度。前後数日を見てもこの日がベストでした。 それでも32度なんですけどね( ˊᵕˋ ;)  <前回の記事> 樹皮の選

          皮剥き間伐で入手した樹皮を煮て、かご編み素材にする。7月のかご編みワークショップのご報告 part2

          木の皮はぎ(皮むき間伐)と下処理🌿7月のかご編みワークショップのご報告 part1

          ここ青梅賢治の農楽校では、年度初めの4月を除いて、毎月第一日曜日にかご編みワークショップを行っています。今月は7月7日に行われました。 例年この日は、梅雨時期にあたるため、雨の日が多く、年によっては肌寒い日もあり、雨ガッパを着てちょうど良い時もありました。ところがここ数年は猛暑の連続で、今年も茹だるような暑さでした。それでもほとんどの人が出席され、総勢28名。なんてみんなタフなんだ!と前回同様、感嘆せずにはいられませんでした。 そしてブログを見ていろいろなところから来てく

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          ぬり絵やったら楽し過ぎて沼-5💧アライグマ🦝『ぐっすり眠れる不思議なぬり絵🌳夢みる森』

          暑くてうだっている時に、このアライグマが水でくだものを洗っている姿を見て、思わず塗ってしまいました。川を塗りながら水の中に漂っているような・・・そんな気持ちになりました。 今回は元絵の写真をなくしてしまったため、塗った絵だけを紹介します。 元絵にはアライグマの毛並みや草が描かれていなかったので、それらは私のオリジナルです。アライグマの写真や動画を参考にしながら塗りました♪ 少し上達したような気がします( ¯ ꒳¯) 本物のアライグマ この動画は息子が多摩川の近くで撮影し

          ぬり絵やったら楽し過ぎて沼-5💧アライグマ🦝『ぐっすり眠れる不思議なぬり絵🌳夢みる森』

          庭になってたびわで保存食作りました♪

          またもや庭のもので保存食つくりました。 今年も春には自然と生えてきた山椒で実山椒の水煮を作ったのですが、6月はびわの実でいくつか作ってみました。 以前の記事でも書きましたが、私は自給農のように自分で栽培して、食を得ることがあまり得意ではありません。なのでもっぱら自然と生えてきて、勝手になってくれたものを頂いています。びわは、ここへ引っ越して来る前に住んでいた人が植えていたものです。 私はと言えば、1年に1回程度剪定するのと、時々話しかけるぐらいで、他は何もしていません。結

          庭になってたびわで保存食作りました♪

          タダ伐採しただけなのに水が💦山の竹林整備を兼ねて、竹から水を取る練習💧災害時にも使える竹水-Part2

          青梅賢治の農楽校では、この場を共有している仲間たちが、年に数回集まって、草刈りや山の整備、大掃除などを行う日を設けています。(Part1既出) これは強制ではなく、有志のみの参加です。実際、私も会員なって2年目ぐらいまでは、参加していませんでした(。•́ᴗ•̀。)💦でもワークショップに参加するうちに友達も出来、少食にしてから体調も良くなったので、一度参加してみました。それからは思いの他楽しくて、今ではレクレーションのように楽しんでいます。 草刈りデイ(竹林整備) 山のイ

          タダ伐採しただけなのに水が💦山の竹林整備を兼ねて、竹から水を取る練習💧災害時にも使える竹水-Part2

          夏至の茅の輪作りました🌿エネルギーの変換点、茅の輪が助けてくれる♪

          先日、さとうみつろうさんのYouTube動画『今年はAM5時51分!世界中に残る不思議な儀式「茅の輪」』を見て、夏至(今年は6月21日)の今日、茅の輪を作ってみました。 茅の輪潜りは、日本の伝統的な儀式で、疫病退散・無病息災のご利益があると言われています。スサノオノミコトが蘇民将来の家を去る前に、「疫病を逃れるために、茅の輪を腰につけなさい」と言ったことから、疫病退散のご利益もあるとのことです。 頭にかぶる 茅の輪の作り方は簡単です。茅を左回転にぐるぐると巻いて輪にして

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          山の竹林整備を兼ねて、竹から水を取る練習💧災害時にも使える竹水-Part1

          かご編みワークショップの活動で使わせていただいている青梅賢治の農楽校では、自然農、野草の会、草木染め、こんにゃく作りなど、さまざまな活動が行われています。 このようなグループや個人が集まる共有の場として、年に数回、草刈りや山の整備、大掃除などを皆で集まって行います。 一斉に集まる時以外にも、草が伸びすぎて大変にならないよう、こまめに来て草刈りや整備を行ってくださる方もいます。 そんな中、私は今年、一斉草刈り日の1週間前にここへ来て、竹の間引きを兼ねて竹水を取ってみました

          山の竹林整備を兼ねて、竹から水を取る練習💧災害時にも使える竹水-Part1

          かご編みに使える身近な素材の採取と観察🌿6月のかご編みワークショップのご報告

          ここ青梅賢治の農楽校では、年度初めの4月を除いて、毎月第一日曜日にかご編みワークショップを行っています。今月は、6月2日に行われました。 この日は雨。植物にとっては嬉しい雨でも、山を登ってくる参加者の方々には、足元が悪くなるやっかいな雨です。それでも欠席者は、雨とは関係ない理由でお一人だけ。なんてみんなタフなんだと思わず感心しました。 材になる草の採取 山にはさまざまな草が生えています。中でもアオツヅラフジやアケビは、かご編みの定番ですが、クズ・ススキ・スイカズラ・ヘク

          かご編みに使える身近な素材の採取と観察🌿6月のかご編みワークショップのご報告

          4月と5月のかご編みワークショップご報告の記事で、コングラ頂きました。ありがとうございました!!!

          「かご編み材を自分たちで調達🌿4月のかご編みワークショップのご報告」と「自作編み材でゴッズアイのかご作り🌿5月のかご編みワークショップのご報告」の記事でコングラ頂きました。 これがまだ何のことかよく分かっていないのですが、「#山であそぶ」というハッシュタグで頂いたのかなと思います。画像をどうやってアップしたら良いのか分からなくて、結局息子にお願いして、今頃になってしまいました。(できている皆さんすごい!) ただ、これが喜ばしいことで、皆さんが読んで「いいね」してくださった

          4月と5月のかご編みワークショップご報告の記事で、コングラ頂きました。ありがとうございました!!!