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#62 うつ状態の私の通院とお薬の話

診断名『うつ状態』

私は2023年11月に精神科を受診し『うつ状態』という診断を受けました。

『うつ状態』という診断を受けて、『うつ病』とは違うのかな?と思った私は、下記のホームページの記事を読んで納得したのを覚えています。

うつ状態(抑うつ状態)は「うつ病」でない場合もある
精神科では、状態としての「うつ状態(抑うつ状態)」と病気である「うつ病」は明確に区別されています。「うつ状態(抑うつ状態)」が長く続き、生活に支障が出て苦痛が強い場合は、「うつ病」と診断されます。

精神科・内科 油山病院「うつ状態(抑うつ状態)と、うつ病」より 

ざっくり言うと、うつ病の手前の状態、みたいなことでしょうか。

私は、2024年5月現在も自宅療養を続けています。

主な原因は、職場の人間関係と思われます。

うつ状態と診断を受けてから5カ月の休職を経て、1度も職場に復帰することなく2024年3月に退職しました。

今は、専業主婦・・・といえるほどの家事もしていないので、自分では『ニート』と言っています。


通院について

通院したての頃は、週に1回のペースで通院をしていましたが、1カ月過ぎたあたりから2週に1回になり、4月からは3週間に1回のペースに落ち着いています。

正直、うつ状態がひどい時期は、受診に行くのが一苦労でした。

1度だけ、受診日が大雪だったことがあり、ドタキャンしてしまったのですが、それ以外は遅刻もなく、受診ができています。我ながら、えらいと思う。ほんと、うつ状態になると、起き上がるのもしんどいので・・・

受診のたび、体調や近況について先生とお話します。

先生は、私のことを1度も否定したことがありません。

かと言ってなんでも肯定してくれる・・・というわけではないのですが、私が触れてほしくないことには触れずにいてくれるというか、言葉選びが素敵というか。

とにかく、診察自体は嫌になったことがないんです。

ただ家から外に出るのに気合がいるだけで。笑


お薬について

通院したてのころから、今までずっと処方されているおくすりは【エスタシロプラム】というお薬です。

エスタシロプラム
レクサプロって呼ばれてます

最初は1日に0.5錠ずつ飲んでいましたが、1.5錠まで増えて、現在は1錠処方されています。

難しいことはよく分からないのですが、これを服用することで、脳内で情報を伝える役割である神経伝達物質『セロトニン』の量が増えて、脳内で情報が伝わるようになる、みたいなことらしいです(まるで脳内で情報が伝わっていない語彙力)。

エスタシロプラムは夕食後に服用していますが、朝食後に服用している薬もあります。

アリピプラゾール

こちらは年明けくらいから飲み始めました。

エスタシロプラムは『セロトニン』の量が増えるお薬でしたが、アリピプラゾールは『ドパミン』に作用するお薬らしいです。

私は余計な心配をして気分が落ち込んでしまう、取り越し苦労をしすぎてしまうタイプの人間なのですが、それを改善していきましょう!ということになり、処方されたお薬です。

確かに、服用するようになってからは、比較的考えすぎないようになったような気がしています。(それでもまだまだ考えすぎる性格だと思いますが・・・)

ただ、このお薬の副作用?なのか、体がフワフワするようなめまいがひどくなってしまいました。

そのため、体調に合わせて1日1~2錠で自分で調整してOKと言われています。

また、寝る前に睡眠薬も飲んでいます。

デエビゴ

先生曰く、これは新しいタイプの睡眠薬なんだそうです。

従来の睡眠薬とは効き方が違っていて、脳内にある覚醒状態を維持する働きを低下させて眠りにつきやすくする効果があるんだとか。

でも、私はデエビゴを飲んで入眠はスムーズになったのですが、2~3時間で途中覚醒してしまい、なかなか睡眠時間が伸びませんでした。

そこで、デエビゴと同じく寝る前に漢方薬を飲むよう処方されました。

抑肝散(ヨクカンサン)

苦いので苦手です(´・ω・`)ニガ・・・

しかし、デエビゴだけのときは途中覚醒してしまい、2~3時間しか眠りが続かなかったのが、抑肝散を一緒に飲むようになってから、睡眠時間がかなり伸びました。

途中で目が覚めてしまうのは変わらないのですが、一瞬目が覚めても、すぐ寝つけるようになったので驚きです。

ちょっと眠りすぎかなぁとも思うのですが、また今後も薬を調整しつつ、普通の生活ができるようになるまで、焦らず気長に治療を続けたいと思います。


支えてくれるみんなに感謝

こうして私が気長に治療を続けられるのも、そばで支えてくれる旦那のおかげです。

旦那には、本当に毎日感謝しています。

また、私に連絡をくれる友人たちや、私のラジオを聞いてくださったり、コメントやチャンネル登録、高評価をくださる皆さんにも支えられているなぁと思っています。

まだまだ辛くて消えたくなるときもありますが、うつ状態になってから、私は一人ではないということを痛感するようになったのも事実です。

出口まであとどれくらいあるのか、そもそも出口なんてないのかもしれませんが、自分の大切な人たちを大切に、そして自分のことも大切にできるように、細々とでも、私の人生を生きていきたいと思います!

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眠れない夜に

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! 次回の投稿も楽しんでいただけるといいな、という思いです:) 私の日常を発信することで、皆さんの日常が少しでも楽しくなりますように!!