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今更ながら“半沢直樹“を読んでみた

私は普段からよく本を読みます。

ジャンルは問いません。小説、ノンフィクション、自己啓発、伝記、脚本・・・スピリチュアルや怪しげなトンデモ本の類も読みますし、外国の小説なんかも読みます。ブログ記事作成の情報収集のために法律関連本を読むこともあります。

読みかけの本が常に2冊以上ある状態です。

単純に「本を読むのが好き」という理由もありますが、コピーライターとしてのたしなみという側面が強いかもしれません。プロ野球選手が毎日素振りやキャッチボールをするようなものですね。

プロの書く文章はすごく参考になりますし、表現方法や文章の構成などはマネさせてもらうことがよくあります。

それだけ毎日毎日本を読んでいる私なので、小説を原作とした映画などは、映画を見る前からストーリーは知っているし、ちょっと知られたくらいの本でも全て読み終えて話は知っている・・・つもりでした。

そんな私ですが先日、ある超有名な本をまだ読んでいないということに気が付いて愕然としてしまいました。

それが池井戸潤著の「半沢直樹シリーズ」です。

同著者の本は大体読み終えていましたが、どういうわけか、「半沢直樹シリーズ」だけは全く手付かずだったのです。

3日ほど前、何気なく本屋に入店し「次は何を読もうかな♫」と新刊コーナーを物色している時にふと山積みになっている一角に目をやり、文庫本となった「半沢直樹シリーズ」に気が付いたのです。そこでハッとし、これほど有名な本をまだ読んでいないことに仰天、私はその本を手にとって直ちにレジへと走りました。

逸る気持ちを抑えながら素早くPaypayで支払いを済ませ、スタバに入店して読み始めたのが昼の2時。

その時点から約4時間、私の意識は完全に外界と遮断され物語の中へと入り込んだ状態でした。映画館に入って映画に夢中なっていたような感覚です。

再び意識を取り戻したのが夕方6時。物語はクライマックスを迎えるところで、開いているページのページ番号を見ると390。なんと4時間かけて一気に読みきってしまったのです。

本来、私は物語の進行を楽しみながら少しずつ本を読み進めるのですが、この「半沢直樹1」はそういう読み方ができませんでした。

物語に登場する数々のトラブルやそれを引き起こす悪役たち、そして半沢をはじめとするヒーローたちに私の感情は揺さぶられ、本を閉じることができなかったのです。

4時間ほとんど体勢を変えずに読み続けた私は、多少の体のぎこちなさを感じながら椅子から立ち上がって、コップを片付けてスタバを後にしたのでした。

さて、次回はこの日に読んだ「半沢直樹1」の中身について所見を書いてみようと思います。

ネタバレなので、自分で読みたいという人は絶対に読まないでくださいね。


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