見出し画像

スピッツ マイベスト5

ココロノート Vol.2
「春の歌」がずっと頭に流れている今日この頃。
先日、Mステでスピッツデビュー30周年にちなみ、スピッツの好きな曲を5曲を選ぶ「スピッツ マイベスト5」というコーナーをやっていましたね。

私もスピッツには色々思い出がありますが、 選ぶとしたら…
トンガリ’95
ハチミツ
青い車
ジュテーム?

メモリーズ・カスタム
夢じゃない
みなと…

…( ゚д゚)ハッ! 8曲になっていました笑!
前回の自己紹介にも書いたように94年からスピッツを先輩から教えてもらい、その翌年に出たアルバム『ハチミツ』は本当によく聴きました。ジャケットもずっと現在まで可愛いですよね。さすが美大出身のマサムネさんです!

スピッツ『ハチミツ』(1995-9-20発売)

私が選曲した中で「ジュテーム?」という曲がありますが、この曲で使われている二胡の音色が素敵で、誰が弾いているのだろう?と歌詞カードのクレジットをみてみました。甘建民(カン・ケンミン)さんという方が弾いていることを知りました。実はわたくし、二胡をずっと習いたくて、教室を探していたのですが、残念ながら山野楽器には二胡教室がなかったので、このアルバムで二胡を弾いている甘建民さんが個人で教室を開いているということで、直々に教えていただくことになりました。結局、広島への転勤で辞めてしまいましたが、スピッツきっかけで習いたかった二胡を習えたのはよい経験でした。歌詞カードってCDならではというか、サブスクで歌詞までは見られるけど、ググらない限りは、誰が参加していてというのはわからないので、CDを買ったあとに必ず歌詞カードを隅々までみるのがひとつの楽しみになっています。新たなアーティストとの出会いも生まれて来たり「こんな人が参加していて、こんな繋がりがあるんだ」と後から発見することもあるので、CDを買ったら、そういったところに注目してみるのもオススメです。

スピッツ『ハヤブサ』(2000-07-26発売)

スピッツにちなんだほっこりエピソード

そんなスピッツですが、ある年、スピッツの渋谷公会堂のライブチケットが1枚余ってしまったので、同行者を募りました。
女の子から「1度見てみたいので、譲ってもらえませんか」とのことで、当時はまだ悪いことをする人は少ない時代でしたので(遠い目)、まだライブに行ったことのない人と見るのがいいなと思い、その女の子と行くことにしました。
待ち合わせをしてあったその子はなんと高校生で、何かあったらマズイ。と思いましたが、今更断る訳にも行かず、その日の保護者になりました。
座席に着いて開演を待っていたら、
「あの、よかったらこれどうぞ」と言って、ビニール袋を渡され、中をみたら、なんとサクランボが出てきました。

「山形から来たので…スピッツのチェリーにちなんで…」
その子は山形から上京してきたらしく、サクランボが名産とのことで、ご実家からサクランボを持参してくれたのです。すっごく嬉しいサプライズ!一緒にサクランボを食べて、一緒にチェリーが生で聴けた時は感動しました。

そんなレアな思い出があり、スピッツの「チェリー」を聴くとなんだかあの時のことを思い出してしまいます。いい人にチケットが譲れてよかったなあ。
と同時に、いい時代だったなあ…

…って、ちょっとセンチになってきたのでこの辺で。
スピッツはファンも素敵な子が多いんだなあと完全にインプットされた私でした☺️

スピッツ『インディゴ地平線』(1996-10-23発売)

★スピッツのみなさま、30周年おめでとうございます!★

(仲西)

※掲載商品には店舗・オンラインショップに在庫がないものが含まれます。あらかじめご了承ください。