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モテる私とゆでたまご君(2024.02.28)

モテる私。

昨夜私は長女(4歳)の横で添い寝するつもりだった。
しかしそれを見た次男(3歳)が「パパはここで寝るの!」と言っていつも私が寝ている次男の隣を指さして頑として言う事を聞かず、結局私はいつもの次男の横で寝ることになった。

それが残念でたまらなかった長女。今日は何度も「今日は一緒に寝ようね!」と言ってくる。私はそのたびに「今日は絶対に一緒に寝ようね」と繰り返し約束した。

そして夜、はみがきをしておしっこも行ってポケモンも見て、いよいよご就寝の子供たち。私はいそいそと長女の枕の横へ行き、布団の上に並べられたぬいぐるみやこまごまとしたおもちゃを端に寄せて頭を置くスペースを確保して、長女の隣に身を横たえた。

しかしそれを見ていた次男が昨夜と同じく「パパはここで寝るの!」と言って自分の横で寝るよう主張してくる。「やはりそうなるか」と思ったものの、長女との約束もあるので、なんとか次男を落ち着かせようといつもの「怖い話」をする。

ゆでたまご君の話

ゆでたまご君は茹でられる際、お湯から早めに出てきてしまったので半熟卵のままなのだが、美味しく食べてもらいたくて色んなお店を回る。しかし半熟である事を見破られてなかなかお店に置いてもらえない。

最終的にたどり着いた給食センターで、給食のおばさんに「子供たちに食べて欲しいです!」とアピールするものの、やはり半熟である事を見破られてしまう。しかしおばさんは「センター長におねがいしてみたら?」と言ってくれるので、センター長の部屋の立派なドアをノックして入室すると、センター長のおじさんはだいぶ早めの昼食を今まさに食べようとしているところだった。

おじさんに必死のアピールをするゆでたまご君だが、そこはさすがセンター長。あっさりゆでたまご君が半熟である事を見抜いてしまう。

しかし沈思黙考するおじさん。昼食を食べようとしていた箸を置いてじっと考えている。そしてゆでたまご君の殻をきれいに剥いてご飯の上で割って、醤油をかけてごはんと混ぜて美味しく食べてしまった。

センター長のおじさんはとても美味しかったし、美味しく食べてもらったゆでたまご君もとても幸せだった。

おしまい

そんな話をしたのだが、やっぱり次男は大人しくならなかった。が、逆に長女が先に眠ってしまったので、私は次男の隣に移動して添い寝。なんとか事なきを得た。

モテモテの私。あんまりモテ過ぎるのも困る。

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