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本とサバイバル(2023.06.07)

欲しい本があって、先日amazonで注文したのだが品切れで在庫がなく、いつまで経っても発送されないのでキャンセルした。kindle版なら普通に購入できるっちゃできるのだが、出来るだけ「紙」で手元に置いておきたい前時代的な私はまだそこにこだわっていて、通りすがりに本屋に立ち寄っては「置いてないかな~」なんて覗いてみているのだが、ない。どこにもない。

その本というのがこれだ。

正直言うとそこまで欲しいわけでもないが、先日誰かのツイートで強く推されていたので読みたくなった。しかしここまでどこの本屋にもないと、その飢餓感からか、無性に読みたくなるのは人の性だ。

そして今日も仕事帰りにふと立ち寄った本屋でもやはり置いてなく、しょうがないので長男(7歳)が喜びそうな本を買った。

私はたまに本屋に寄った際、自分の目当てのものがない場合長男用に本をよく購入する。長男は本が大好きだから、私なんかが買うよりもその喜びの度合いにおいてよっぽど費用対効果が高いのだ。

そんなわけでこの「深海のサバイバル」を買って帰宅し、長男を手招きしてこそこそ呼び寄せ、買ってきた本を「ハイこれ」と渡すと、長男は一瞬変な顔をして、「これ持ってるよ」と言う。

聞けば、昨年のクリスマスにサンタさん(つまり妻)から貰ったそうである。ガーン!まさかそんなとこで被るとは思ってなかった!サバイバルシリーズなんて80種類くらいあるのにピンポイントでそこ被るか!

良くも悪くも妻と私の思考の流れはよく似ていたということか。長男は私を哀れみの目で見て慰めてくれる。やめてくれ、そういうのとは違うんだ。

仕方ないので、ダブったこの「深海のサバイバル」は甥っ子にでもあげようと思う。ダブった本である事は伏せて。

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