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熱のある次男(2024.08.24)

熱が出た次男(3歳)。前日に「なんか怪しいなー。熱出そうだなー」と妻と言っていたが、案の定出た。38℃くらいある。

私たちの感覚は鋭い。子供の表情や行動、生活のリズムやイベントごとの有無など色んな要素から総合的に考慮して、子供の発熱を予想する事ができるようになってきた。

ずっと体調を崩す事がなかった次男。お盆も乗り切った。そして登園を再開してからの最初の週末。昨日はなんだかあまりご飯を食べず、そういえば便通もない。これは怪しいと思った矢先だった。

熱のある次男。いつもは声が無闇に大きいが、それがか細い声になって、「いたいよー」とか言うので、可愛い。家の中で暴れ回ることもなく、大人しくそのへんにちょこんと座っている。

しおらしい次男。言っちゃ悪いが、ずっとこんな感じなら良いなぁと思う。いつもよりずっと子供らしくて可愛い。時々「パパ好きー」とか言ってくれる。ママよりパパという点も最高だ。

そんな次男が「ポケモン屋さんに行ってポケモン買うー」と言っている。行動と行動の合間に、いちいち言う。よっぽどあのポケモンのちっちゃなフィギュアみたいなやつ(600円くらい)が欲しいんだろう。

熱は上がったり下がったりしていた。そして昼間に熱は再び上がって38℃。やがて次男は力尽きて眠ってしまった。

それから夕方、目を覚ました次男は少し熱が下がっていた。そしてまた「ポケモン屋さんに行ってポケモン買うー」と言うので、私は根負けして次男をポケモン屋さん、要するにポケモンのフィギュアが売ってある店に連れて行く事にした。

しかし次男を連れて行くにも熱が急に上がって痙攣などすると怖いので、妻も付いて来て、自動的に他の子供たちも全員付いてきた。

ショッピングモールに付いた次男は売り場に並んだ100種類ものポケモンのフィギュアを前にして、何が欲しいか分からなくなったみたいで、しきりに「〇〇ちゃんの欲しいのどれー?」と訊いてきた。私は次男が何を欲しいかなんて分からないので、一緒にあれやこれやと手に取ってみて次男に提案したが、一向に定まらない。

ショッピングモールにはおもちゃ屋的な店が二つ入っていて、そのどちらにもポケモンのフィギュアコーナーがあるから、次男と私はその二つを何度も往復した。普段なら私はそういう事があるとものすごくイライラするが、次男がしおらしいので、あまり嫌な気がしなかった。

そうして1時間ばかりしてようやく次男は自分が何が欲しいのか分かったみたいで、一番高い1600円くらいするちょっと大きめのフィギュアに決めた。私は最初そんな高いのはダメだと言っていたが、もういいやと思った。痛い出費だった。

帰りに「資さんうどん」に家族で初めて行った。

月見うどん

うどんがもちもちフワフワでとても美味しかった。出汁も良かった。しかも子供用の「おこさまうどん」というメニューがたった100円で、しかもガチャガチャが一回ついてくるという、親にとっては最高のやつがあって、子供たちも案の定これに飛びつき、最高だった。

珍しく妻もあまりイライラする事もなく、しかも私はKALDIでこの前三毛田さんが色々あった末に購入していた「海鮮鍋ラーメン」を購入できたので嬉しかった。

次男の熱は夜にはまただいぶ収まって、私は洗い物をする必要もなく、とても穏やかなうちに一日が閉じた。

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