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先生の学校✖️コンポスト

【イントロ】

学校や自宅で簡単にできる コンポストという「捨てない暮らし」 〜昔の暮らしと今、現代の循環、コンポストの基礎、SDGsとは?〜
コンポストとは、「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」のこと。台所から出る生ごみや落ち葉などの有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解させて、土の栄養となる肥料(たいひ)にするという、古くから伝承されてきた大切な知恵の一つ。スピーカーのローカルフードサイクリング株式会社 代表取締役 たいら 由以子さんは、子どもから高齢者、外国人までコンポストの普及活動を行なっている。
コンポストに関してほとんど知識がないので、実例も含め教育現場にどのように取り入れられているか勉強したいと思い視聴した。

【コンテンツ】
■学び

たいら 由以子さんは証券会社勤務中、父のがん発症により地元に帰り、父の看病を始める。父の死をきっかけに、栄養学、自然、農業、持続可能性を考えるようになる。
江戸時代は、サーキュラーエコノミーを回していて人口の割に高い環境水準を誇っていた。しかし、工業化によりプラスチック製品の増加した現在の日本社会は燃焼によるゴミ廃棄に大きく頼っている。
LFCコンポストを開発、販売。微生物が生ゴミを分解し、野菜を育てる堆肥を作る。
https://lfc-compost.jp/
たいらさんは学校訪問を通して、子どもたちにコンポストの考え方を教えている。非行少年少女、ひきこもりに対しても、農業、物産販売を通して更生のきっかけづくりをしている。
自然体験が子どもの自律性、協調性、積極政を高める。また、環境教育によって、環境に対する意識と五感における表現が増加する。ここで、環境教育を普及させるために先生の経験を増やすことが重要と主張する。

【まとめ】

都市部の子どもは、自然に触れ合う機会が少なくなっている。サーキュラーエコノミー、生ゴミを捨てない暮らしの実現には、教育が大きな鍵となるだろう。学校現場におけるコンポストの実践から、子どもたちの環境に対する意識が変わり行動が変わったことがわかった。たいらさんは、楽しい循環生活とパブリックヘルスの向上のための活動を通して、予想外のゲインがあることが楽しくて活動をやめられないという。社会は意識でできている、意識が変わらないと社会が変わらない、という言葉も印象的であった。環境教育を通して、社会課題を自分ごとに捉えることで意識を変えられるのではないかと考えた。

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