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久しぶりに日本語教師に戻って気付いたこと

3月に専門学校を退職してしばらく休んでいましたが、最近仕事を始めました。日本語学校の常勤講師です。日本語の授業をするのは5年振りくらいで、自分の考え方の変化を実感しています。

私が留学生と関わったのは
・日本語学校の非常勤講師 約4年
・専門学校の職員 約4年
です。
日本語学校では授業だけを担当、専門学校では生活指導と進路指導をメインにしていました。

そして今、改めて日本語学校で授業を持って周りの先生方と交流して気付いたことがあります。

私は、文法の細かい意味や違いを教えることに、もうあまり興味がありません。多分それは、非常勤講師時代に楽しく取り組んでいたことでした。
今はそれがすごく近視眼的に見えて、そこまで力を入れなくても学生が学習を進めていけば解消していく、と思っています。

それより今やりたいことは、学生が自分たちで学ぶ力を付けること。自宅学習の習慣を付けたり、効果的な調べ方を知ったり、体調管理や時間管理も身につけて欲しい。知らないことに「気付く」ことも大事な力だと思います。進路も早いうちから意識してモチベーションにして欲しい。
文法の理解で終わらないで、言語でパフォーマンスできるようになってほしい、というのが今の私の願いです。

そのために、教師側がどんな授業をすればいいか?それが今のテーマです。
学生にこうなって欲しい、というビジョンはあるものの、実際どんなサポートをすればいいかは手探り状態。

この変化は、専門学校で受験〜入学〜進路指導〜卒業という流れに携わったからだなと思います。
もともと授業をするのは好きですけど、せっかく得た新しい視点を活かして、留学生サポートを私なりにレベルアップしていこうと思いました。

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