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優良申告法人の「表敬状」と申告納税制度

伍魚福は、長田税務署から「優良申告法人」に選んでいただいています。

「申告納税制度の趣旨に即した適正な申告と納税を継続し他の納税者の模範としてふさわしいと認められる法人」として所轄税務署長から表敬されるものです。

優良申告法人には「表敬状」が署長名で発行され、署長自ら来訪、授与いただきます。

20181127表敬状レプリカ

こちらは、2018年(平成30年)11月27日にいただいたものの金属製レプリカです。

「貴社から提出された近年の法人税・消費税の申告等は申告納税制度の本旨に即した内容のものと認められここに深く敬意を表します」
「今後とも適正な申告と納税をされることを期待するとともに併せて貴社のご発展を念じております」

と記載されています。

20131125表敬状

その5年前、2013年(平成25年)にいただいたものです。

「申告納税制度」について調べてみました。
国税庁のウェブサイトには、次の通り書かれています。

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申告納税制度

申告納税制度を支える二つの柱、「納税者サービス」と「適正・公平な税務行政の推進」

国の税金は、納税者の一人一人が、自ら税務署へ所得等の申告を行うことにより税額が確定し、この確定した税額を自ら納付する申告納税制度を採用しています。これに対して、行政機関の処分により税額を確定する方法を賦課課税制度といい、地方税ではこの方法が一般的です。
我が国においては、戦前は税務官署が所得を査定し、税額を告知するという賦課課税制度が採られていました。しかし、昭和22年(1947年)に、税制を民主化するために所得税、法人税、相続税の三税について、申告納税制度が採用され、その後、すべての国税に適用されるようになりました。
この申告納税制度が適正に機能するためには、第一に納税者が高い納税意識を持ち、法律に定められた納税義務を自発的に、かつ適正に履行すること(コンプライアンス<法令遵守>)が必要です。そこで国税庁は、納税者が自ら正しい申告と納税が行えるよう、租税の意義や税法の知識、手続きについての広報活動や租税教育、税務相談、確定申告における利便性の向上など、さまざまな納税者サービスの充実に努めています。
また、納税者の申告を確認したり、正しい申告へと導いたりするためには、的確な指導と調査の実施が必要です。国税庁は、是正が必要な納税者に対して、的確な指導や調査を実施し、適正かつ公平な課税が実現するよう、適正・公平な税務行政の推進に努力しています。
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要するに「性悪説」から「性善説」に変更されたような感じですね。

ちゃんとやっている法人を表敬し、増やしていくことで申告納税制度の考え方を広めていく、ということが期待されているのでしょう。

2013年(平成25年)に表敬いただいたとき、税務署長に「伍魚福クレド」をお渡しし、「伍魚福エンターテイニングスパイラル」や「行動指針」に「納税」を明記していることをご説明したところ、大変喜んでいただいたのを覚えています。

会長(父)も昔から「税金をたくさん払う会社」を目指す、ということをよく言っていましたが、それが現在につながっているのです。

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会社が成長し、財務面でも「おもしろい会社」になることができれば、「待遇改善」・「納税」・「社会貢献」にもつながります。

行動指針の2番目を再掲します。

 「仕事を通じてお互いに共感を持たれる商いをする。」

伍魚福に関わる人(同僚、家族、消費者、お得意先、協力工場、協力会社、地域、社会)は全てが私のパートナーです。相手を思いやり、人によって接し方を変えたりすることはありません。一人ひとりとの対話や報告・連絡・相談などのコミュニケーションを大切にします。お互いに信頼し合い、長い取組み関係が築けるように、感謝の気持ちを忘れず、長期的な視点で日々の活動を行います。納税や地域の活動を通じ、人として、企業として良い地域社会の一員となることを目指します。

正しい納税、たくさん納税することが「伍魚福エンターテイニングスパイラル」が正しい方向に回ることに寄与します。

今後も「優良申告法人」にふさわしい企業であり続けられるよう、努力を続けたいと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました! 伍魚福の商品を見つけたら、是非手にとってみて下さい。社長のいうとおりになってないやないかーとか、使いづらいわー、とか率直なコメントをいただけるとうれしいです。 https://twitter.com/yamanaka_kan