今日のチャレンジ→毎日読書をすること


 「本を読みたい」。ずっとずっと、毎日思っていることである。そして一日を終えるころには、「今日も読めなかった」。これが今までの僕のパターンである。
 まず、何かをやるためには、時間の天引きが必要だ。例えば17時から19時はこれを必ずやる、と決めるとか、朝早起きして5時から必ず読書をするなど、日々のルーティーンに組み込むこと。これをやりたいが、他にも時間の天引きをしていること(文章を書くこと、運動、仕事、トレードの時間や予習復習等)があって、なかなか読書には回らない。これを上手く組み立てて改善していく必要がある。
 読書を日々のルーティーンに組み込めないのは、多分、そこまで必要性がないと心の中で思っているからだろう。しかし、読書は素晴らしい。人生を変える力がある。
 いい本に出合うと、その本の中に登場する人の生き方に惹かれ、それに倣って自分を変えていきたいと思うことがある。影響されやすい僕はそういうことがままある。
 本を選ぶときに基準になるのは、「自分の人生を変えてくれる可能性があるかどうか」だ。実際に本で人生が変わったこともあるし、参考にはなりつつも、結局人生を読んだ本のように変えられなかったこともたくさんある。ただ、先人が無限に書き残したものの中に、必ず自分の人生を良き方向に変えるものがあると信じて本を選んでいる。僕が書いているようなやや軽薄な本もあるし、漫画もあるし、小説やビジネス書もあるがみんな同じように読み、自分の人生にいい影響を与えてくれるものが多い。
 だからこそ自分は、人の人生にいい影響を少しでも与えられるものを書かなければならないと思っているし、実際にそれが達成された(人生が変わったという感想をいただいた)時には、本当に心の底から嬉しく思う。
 いま、家と事務所とKindleの中には、読もうと思って買った本がたくさんある。買ったときには「読みたい」という情熱に駆られていた本でも、時が過ぎると「読むのめんどくさそう」となってしまい、“積読”になることが多い。そして、気になる本をまた買ってしまうから、益々前に買った本は積読になってしまう。これを避けるためには、新しい本を一定期間買わず、今ある本を読んでいくことが必要である。それが出来ていない。
 読み始めて面白くなかったり、読むのがつらいなどと感じた本は、売ろうと思っている。ブックオフなどを通じて流通すれば、それはそれで多くの人の目に触れればいいと思う。書き手としては、中古市場が充実するのは痛いが、多くの人の目に書いた文章が触れられることにも価値があると思う。
 いろいろと言い訳めいたことを書いてしまっているが、とにかくこれからしばらくは、毎日読書の時間を強制的に取る。食事時にゆっくりページをめくるのが自分には合ってそうな気がするので、そうしようと思う。一日一冊読めなかったとしても、少しでもいいからページをめくり、読み、考えていきたい。

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