一歩踏み出して自分の事業・経営をはじめる方法


【目次】

1.事業や経営は誰でもいつでも始められる
2.会社を作ろう。会社経営は投資である
3.事業の開始に当たってやめておいた方がいいこと
4.会社をうまく運営するためのルール
5.自分の人生計画から逆算して会社の売上を決める
6.極端に言うと、売上はそんなに上げなくてもいい。それでも事業を継続させる方法


1. 事業や経営は誰でもいつでも始められる
 
 まず、どうしても皆さんにお伝えしたいことは、「誰でも、いつでも始めることができる」ということです。いまどんな立場に置かれていようとも、会社員だろうが、無職であっても、自分だけの事業を始めることはできると断言します。
 断腸の思いで、重い決断をして始める必要はありません。もっと気楽な気持ちで始めていけばいいと思います。いま会社員などで、勤めていらっしゃる方はそのまま勤めながら、始めればいいと思います。公務員など兼業が禁止なのかどうか、それは調査してから始めてもらえればと思います。公務員でも自分で他に事業をしている人も知っているのですが、おそらく申請すれば認められるのでは?そのあたりはわからないので自分で調べて確認して、始めてみましょう。

 会社などは、誰でも作れますし、それほど難しくもありません。司法書士さんなどにお願いしてもいいでしょう。会社経営においては、無駄なお金は使わず、必要なお金は使うことが大切です。それを見極めながらやっていきましょう。会社を作るのにハードルがあれば、まずは個人事業から始めてもいいでしょう。とにかく、それほどハードルを感じずに始めてみることが大切です。

 これからは、「個の時代」になってきて、ますます個人で自立することが大切になってくるでしょう。自分で何かしらの事業を始めることは、世の中のことを知る勉強にもなります。会社に守られる時代は終わりました。いつ何が起こるかわかりません。脅すわけでは全くありませんが、取り急ぎ自分の事業をもち、そこで何ができるかを模索して、実際に運営をしていく。こういうことがこれから本当に大切になってくるはずです。誰でも始められることですので、まずはやってみましょう。
まずは不用品の販売、メルカリとかから始めてみればいいのです。やらなければわからないことがたくさんあります。やりながら、試行錯誤して、修正して、進んでいけば、数年後には気づいたら「ここまでやってきたのか」と思えるようになると思います。まずは第一歩を踏み出してみましょう。

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