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精進料理に目覚める3歩前 #43 壱岐を食べる

前回の続きである。

海の近くで野草の調達を済ませたワタクシは
そのままスーパーへと向かって地元食材を物色する。

そこで手に入れた食材はこれである。

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いき壱岐納豆。

素晴らしい名前である。


さて。
このnoteはワタクシがアトピーさんと
体調不良さんから逃げ回るために
食事を精進料理の方向に進めていくものである。

あくまでも途中。

なので。
まだお肉も食べたいし
お腹を壊す原因のニンニクも食べたい
小麦粉使って揚げ物も食べたい。。

などなど。
数々の誘惑に立ち向かいながら
進んでいるような進んでいないような状況を記している。



ご当地の誘惑にとことん負け続けて
壱岐そして対馬では

かす巻き

を食し続けたワタクシであるが
気がつけば緑の鮮やかな5月である。

つまり
今年は花粉症さんと復縁せずに初夏を迎える事が出来たのである。

鼻水と涙をたれ流す事のない本州?の春は
多分20年ぶりである。

腸さんに超感謝である。
かす巻きの誘惑に負けてしまうこともあったけれど
ワタクシ一生君に従って行きていくことをここに誓おう。


壱岐のお宿さんでは
台所にずらりと並んでいる調味料を自由に使っていいよと
壱岐なおもてなしにどっぷりと甘える事にした。

が。

アイパッド氏のシー戸隠れで
見事にヘロンヘロンになったワタクシは
ズボラスキルを存分に発揮して

素材の味をとことん楽しむ
最強の調理


塩茹で

によって食材を楽しむ事とする。

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右のツワブキ
左のハマダイコン
奥の長命草はクセが強いので
めんつゆとオリーブオイルと塩とか
そんな感じの味付けをしたはずである。

ワタクシ。

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ツワブキさんは塩を少し多めにして
ホカホカの茹でたてを食すのが好みなのである。

ツワブキさんの香りがたまらないのだ。

しかし。
ホカホカしていなければ
ただのクセの強いだけなヤツとなるので
塩茹ではツワブキさんの皮をむくために
爪をアクで真っ黒にしたご褒美として

台所にてこっそりと頂くのが最高なのである。


因みにハマダイコンのお豆さんは
採りながら、歩きながら
生でそのままシャリシャリするのがいい。

鮮度バツグンである。

腸さんが超絶不調なんですけどーなんて
歩きながらピーピーと騒ぎ出したら

ハマダイコンのお豆さんをシャリシャリすれば
すんなりと大人しくなってくれるのである。


さて。
壱岐の粋なお宿さんの庭や周辺にも色々と
美味しそうな野草を発見したワタクシである。

農薬のかかっていないことをチェックして
収穫する。

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ヨモギ

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ツユクサ

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カタバミ

桑の葉、カラスノエンドウなどなど。

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ヨモギさんは
オートミールのお粥に。

地元でつけた梅干しと粕漬けと
いき壱岐納豆と朝ごはんである。

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翌日も。
卵の上にちょこんといらっしゃるのがカラスノエンドウ。
壱岐なサラダには桑の葉とカタバミとカラスノエンドウの葉。
右奥の小皿は頂いたニンニクとツユクサを炒めたもの。

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梅干しと粕漬け。


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見映えなんぞ。。。である。
お味噌汁にツワブキ。
小皿はこれまた庭のツユクサ。
お安く手に入れたパクチーとアスパラのサラダ。
アスパラは卵にうまく閉じ込められずに別行動。

卵も壱岐な卵。

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お刺身も壱岐産なので安くて新鮮。
刺身の下にご飯ちゃんが居るのだが
刺身のボリュームみよって見事に隠れてしまっている。


因みにうっかり写真に撮り忘れたのだが

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サザエさん。

2個で260円くらいなので
ひっくり返してにょきにょき出てきたところで
スプーンをぐいっと突っ込んで

グイグイ引っ張って
お刺身へ。


とはいえワタクシ1人で食材を消費するにも
限度があるので
贅沢食材を食しにちょっくら足をのばしてみたりもした。

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かもめの朝ごはんで昼ごはんのバイキングを。
800円。
ふむ。このお値段ありがたい。

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海神さんのウニ飯。

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豊月さんのウニ丼。

どうやらウニの美味しい時季である。

ウニ飯。。。
いつかワタクシも炊飯器氏と結託して作ってみよう。


そうだ。
壱岐滞在中はお宿のウォーターサーバーから
地元の湧き水を飲ませて貰っていたのだが

その水がこちらである。

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枯れることのない水であるらしい。


対馬食も記そうと思ったのだが
書きながら腹がペコペコしてきたので
また次回としよう。

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