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3次元で夢を回収してみる


奈良 鳥居 千 裏 写真 撮 夕陽


この単語の並び
一見なんのこっちゃであるが

1年前のワタクシが夢で出逢った景色のメモである。

なんだか意味がありそうだぞ。


夢の世界の想い出の記録を始めたばかりの
当時のワタクシのメモであるので

後に
夢で見た景色にどんどん遭遇する運命にあることを
知る由も無いのである。

故に
なんか不思議な夢を見たような氣がするから
なんとな〜く思い出したところだけ
キーワード拾っておこう

程度の氣持ちで残したメモは
かなり大雑把な謎解き状態である。



もう一度メモを見てみよう。


奈良 鳥居 千 裏 写真 撮 夕陽

このメモを描いた頃のワタクシは
絶賛南の島ライフを満喫中であったので

奈良 やら 鳥居

とは遠く離れた暮らしを送っている。


この夢の景色は特徴的であったので
今でも何となく思い出せるのであるが

田んぼの広がる景色の中に
朱色の鳥居がいくつも並んでいて
そこに西から夕陽が射し込んでいる風景。

赤と夕陽と田んぼが印象的な絶景。

そしてそれが何故だかわからないけれど

奈良

だと確信しているのである。


そしてその夢の景色に
 1年越しで出逢えたのである。


数日前
何故だかGoogle大先生は
奈良の葛城 一言主神社さん周辺の
彼岸花が見頃であると報じた記事を
ワタクシの検索ページに並ぶカードの先頭に持ってきたのである。

ああきっと秋真っ盛りなんだろうと
まんまとその記事を開いたワタクシは

すってんころりんすっとんとんレベルで
椅子から転げ落ちんばかりに仰天する。






この景色。

鳥居こそ並んでいないが
まんまあの夢の中の風景じゃないか。



数ヶ月前あたりから
何故だか一言主さんのお名前を
たびたび目にしてはいたのだが

まさかここで繋がるとは。


夢の舞台となった場所には
生身のワタクシも行かねばならないのだ。

身体が到着するまで
どなたかわからない目には見えない
メッセージの送り主さまは

手を変え品を変え
YouTube、ニュース、夢、偶然会った知人の口
ワタクシがご挨拶に向かうまで
あらゆる媒体に潜り込んでワタクシを呼び出すのである。

強引ぐマイウェーイ。


おっと。
ワタクシの現実がファンタジーパラレルに
突っ込んでしまいそうである。


夢の中の景色に戻ろう。
正確さを持ち合わせていない性格のワタクシの夢に
送り込まれる世界も
象徴的なものをポイポイ夢に詰め込んだ大雑把なものである。


夢の中で起こった出来事を
冒頭のメモのように分解して保存しておけば


布団を出て3歩で夢の世界での出来事を
すっかり忘れ去る3次元のワタクシが

そのパーツをカチカチと
再び組み合わせる際に便利なのである。


さて。
今回の夢の景色のキーワードを
3次元で組み立てていこう。

奈良 鳥居 千 裏 写真 撮 夕陽

写真った夢と3次元の舞台は奈良県御所市である。

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田んぼを山が右側にくる状態で見る。

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ワタクシが歩いた時刻は
太陽サンサンが真上であったが
画面の向こう側から夕陽が入ったはずである。

御所の駅から一言主さんへ向かう道中は
ずっと夢の中の向きに同じである。

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道中に見渡す限り無限大エンジェルナンバー
88888888888888888888888888888888。

ナンバー8888のトラックが10台以上並ぶ
エンジェルナンバーパラダイスを経由して

ひたすら矢印の方向にあぜ道を歩く。


3キロほど黄金色の稲と
畔の真っ赤な彼岸花の絶景の中を進みながら

ワタクシの夢の中ではこの景色の中に
ズラりと真っ赤な鳥居が並んでいたような気もするのだが。

と記憶の引き出しを引っ張りだしてみようとするものの
3次元のワタクシによってグニャリと歪められていそうな
その引き出しは

ワタクシの力だけでえんやこらと引いたところで
ビクともしないのである。

道中にある

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駒形大重神社さんにもご挨拶。

大国主さんと八上比売さまのお子である木股の神さまと
下照姫さまにご挨拶。

ここで下照姫さまと出逢えるとは。


夢の中の景色に1年越しで漸く出逢えると
鼻息を荒くしていたワタクシは

毎度のことであるが
一言主神社さんのアクセス方法以外
これっぽっちも予習をしていないのである。


得意のご縁感謝モンスターを発動させながらご挨拶をして
再び一言主さんを目指して歩き始める。

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いよいよ一言主さんにたどり着こうと
最終カーブを曲がるワタクシの目は不思議な動きを捉える。

道の脇の茂みの中の1枚の葉っぱが
ビュンビュンと未知の動きをしているのだ。

真ん中の木のちょっと下である。

手を振っているようなその葉っぱに
負けじと手を振り返して
目的地である一言主さんに到着する。

階段の手前にいらっしゃる祓戸大神さんたちに
ご挨拶をして階段を登りきって境内へ入る。

そこでワタクシが最初に目にしたのが

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連なる朱色の鳥居である。



その先にいらっしゃったのが

一言稲荷さんなのである。

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鳥居が。。。

1つだけではなく

いくつも

連なっている。

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これまた夢の中の景色にあった
鳥居の並ぶ景色に出逢えたのだ。


さて。
もう一度ワタクシのメモをみよう。

奈良 鳥居 千 裏 写真 撮 夕陽

鳥居の次の単語 千 であるが
これは夢の世界で
伏見稲荷大社の千本鳥居のように連なる朱色の鳥居
を見たワタクシが

鳥居という単語の次に と描けば
分かるであろうと安易な思いつきによって記したものである。

記した当初のワタクシは
後に見返して考察するなどと
これっぽっちも予想していないのである。

そしてなんのことやらよく分からない
という単語。

まんまと裏側から鳥居撮っていたのだが。


ワタクシの夢の世界の亜空間が
一言主さんのお陰で
3次元のものとなって完成する。

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ご縁感謝モンスターであるワタクシは
この不思議なご縁の感謝を一言主さんに
お伝えして

賑わっている一言主さんの境内を出る。



ワタクシの夢の世界へ
お迎えに来てくれる存在が
その時々で違うのである。

今回はお狐さん。

因みに
京都を通過しようとした
年末のワタクシの夢の世界にも
お稲荷さんがお迎えに来てくれて

結果
清瀧大神さんと白瀧大神さん天龍大神さんに
ご縁を繋いでくれたのだ。


3次元のワタクシは
北の大地の豆畑で
ぴょこぴょこ後からついてくるお狐さんを
写真に収めようとして逃げられてばかりいたのだが

身軽なお稲荷さんのお遣いのお狐さんともなると
ぴょこぴょこと夢の世界までも動き回ることができるらしい。



さて。
せっかく一言主さんのところまで歩いて来たのだ。

最近すっかりご無沙汰になっている
セッカクナラバとツイデニに登場して貰うことにしよう。

1年越しの景色に出逢えてご機嫌なワタクシは
いつもは出てこないように祈っている
セッカクナラバツイデニを召喚して

セッカクナラバここまで来たツイデニ
もう少し先の長柄神社さんまで行ってみようと提案する。

ワタクシのワクワク感やルンルン感に敏感な
セッカクナラバツイデニは喜んで
ぐいぐいワタクシの背中を押す。

彼岸花と黄金色の田んぼの広がる世界に
柿や栗と秋を見つけながら飽きずに歩く。

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あっという間に長柄神社さんに到着である。

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こちらの御祭神も下照姫さまなんですな。

一言主さんが繋いでくれたご縁は
どうやら下照姫さまの元へまで繋がっているようである。

姫さまにもご縁感謝モンスターとしてご挨拶。


さてさて。
朝から飲まず食わずのまま
14時を迎えたワタクシのお腹はペコペコと大騒ぎをしている。

ワタクシの居るあたりに食堂はなさそうである。

御所の駅からだいぶ離れたところまで
来ているようなので

まずは駅に戻る為の
バス停を見つけるところから始めようと

観光協会さまさまに頂いた地図を頼りに
バスの走る大通りへ向かう。


大通りに出てバスの時刻を確認すると
バスの到着まで20分以上も余裕がある。

うーむ。

腹はペコペコしているし足はブクブク浮腫んでいるが
バス停1つ分くらいは歩けそうである。

そう思いついて歩き始めたものの
次のバス停に辿り着いてもなお15分くらい時間に余裕がある。

うーむ。

もう1つ向こうのバス停まで。。。


ズルズル歩き始めてしまったこのパターンを
ワタクシは知っている。


駅までのバス停の数が残り3つとなると
そこでバスに乗るよりもこのまま歩いて駅まで辿りつく方が
お財布さんが喜ぶのではないかと思い始めるのである。

そのままペコペコしているお腹を連れて歩きながら
道沿いに真っ赤な大きい看板を発見する。

そこには大きく平仮名で

かふぇ

と描かれている。

向こう側の看板の下には黄色いランプがクルクルしている。

つまり
営業中である。


バスの時刻とかふぇを天秤にかけて
あっさりかふぇに傾いたワタクシは

かふぇに入って
乗る予定であったバスが通り過ぎるのを眺めながら
ガツガツとピラフを食す。

すっかり元氣になったワタクシは
ママさんと常連さんにエールを貰って
御所へと残りバス停3つ分の徒歩を再開する。


元氣モリモリのワタクシの行動の予測は

容易である。

そう。
駅へ直行せずに得意の寄り道をするのだ。


キョロキョロしながらウロウロ歩くワタクシは
御所駅への道中の鳥居に吸い込まれていく。

そして辿り着いたのが

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鴨都波神社さんである。

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事代主さんと
ここでも下照姫さまにご縁を繋いで頂けたのである。

そしてこの場所が
なんと鴨族発祥の地であるらしい。

ハイ。
ワタクシご縁感謝モンスターを発動させますぞ👾

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夢の世界へと迎えに来てくれた
一言主神社さんからこの鴨都波神社へのご縁に感謝をお伝えして

更に

元氣と
バスに乗らずに歩き抜くという選択をくれた
かふぇさんへの感謝をも

ねえねえ神さまちょいと聞いて欲しいんですけど
とニヤニヤしながらお伝えする。

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大暴走のご縁感謝モンスターのワタクシは
境内を隈なく回って
神さまにご縁の感謝をお伝えしていく。

少彦名さんも前日Google大先生を開いたワタクシの元へ
記事に並んで突然現れてくれましたね?

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こちらに連なる朱色の鳥居のお稲荷さんも
1年前の夢の中の風景になってくれていた鳥居ですな?

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祓戸大神さまも。

特に瀬織津媛さまは
先日の三嶋大社、柿田川からずっとご縁を頂いておりますなぁ。

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ありがとうございます〜(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

とご挨拶。

大満足のワタクシは再び駅を目指して歩き出す。

歩きながらふと思う。
カモ氏である。鴨?賀茂?
数日前にお呼ばれしてきた伊豆のあのあたりも

賀茂郡

である。

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うーむ。
ご縁ですなぁ。


しかしながら

だから結局何なんだ

状態であるが
夢を1つ回収できたのでスッキリした気がするのである。


台風で回収のタイミングがのびのびしている
太平洋のイルカさんたちに会えるのは
いつのことやら。

とにかく歩くしかなさそうである。


脚は短し歩けよヤマモト。



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