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植物豚肉界のキングが米国に到来ーOMINI PORKー

こんにちは。
OKARAT代表です。
当サイトでは、世界のフードテック企業の動向を日々シェアしております。
”伝統”や”古き良き”という文化が色濃く残る食品業界ー
そんな「世界のトレンド情報に疎い」食品業界に、新たな可能性と希望をみなさんにお届けできたら何よりです。

植物豚肉の世界No.は誰だ?

何を隠そう、本日紹介する中国発のフードテック OMNI PORKが代替肉市場で勢いに乗りまくり。中国といえば、肉まん、焼売、角煮マンなんか食べたくなりますよね。

そんな中華料理の特徴をしっかり捉え、ノリに乗っているのが本日紹介するOMNI PORK。

700万ドルの資金調達を21年春に発表し、更なる拡大をしていくことが予想されます。

OMNI PORKのここがすごい!

他の代替肉と同様にヴィーガンなどは謳っていますが、主に次の2点で特徴を出しています。

①中華料理ブランディング

中華の人気料理といえば、何にでも豚肉が使われている。これを生かし、「代替肉で中華料理作るならここだよねー。」的なブランディングがめちゃくちゃうまいんです。

②豊富な栄養成分

低カロリーであるとか、ノンGMOとかはもちろん当たり前で、カルシウムは通常の3倍、鉄分豊富、食物繊維豊富など、食べたらめっちゃいい効果ありそうと期待させてくれます。

中華料理=悪 みたいなマイナスイメージを、OMNI PORKが払拭してくれます。事実、中国、シンガポールでは中華料理系の植物肉スタートアップがかなりの人気です。(先日紹介したShiok Meats https://note.com/yamakou0212/n/n3bb887b7006f)

ギルトフリー”という言葉が流行っていますが、罪悪感のあるジャンクフードを少しでもヘルシーに食べよう!という風潮は世界各地にあります。ただ”美味しい”だけでなく、”持続可能性”、”ギルトフリー”をキャッチアップしているOMNI PORKは最高にクールな会社です。

いかがだったでしょうか?
「ダイエット中だけど中華料理屋さんで美味しいもの食べたい」と誰もが夢見る世界をもうすぐそこにあるのかもしれません。

それではまた👋


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